台湾土産にからすみを購入したけれど、どうやって食べるの?
美味しく食べるコツが知りたいな。
台湾は、高級珍味である “からすみ” が安く手に入るため、お土産に購入される人も多いはず。
でも、いざ食べよう!となった時に困るのが「食べ方」です。
ということで、この記事では
- からすみの正しい調理方法(薄皮の剥がし方)
- 台湾流からすみの食べ方
について、台湾在住8年の筆者が写真付でわかりやすく解説いたします!
からすみの調理方法
真空パックから取り出してまずやること。
それは、「薄皮を剥がすこと」です!
私は初めてからすみを調理した際、
薄皮があることを知らずそのまま切って盛り付けようとして、台湾人の義母にびっくりされました。苦笑
剥がすときのコツがこちら↓。
薄皮を剥がすときのコツ
- 水がお酒に1分浸す(風味が損なわれるので1分以上はNG)
- 薄皮が身から分離したら上から優しく剥ぐ
- 薄皮は多少残っていてもOK
コツがわかったら、実際に剥がしていきましょう!
からすみの薄皮の剥がし方
まずは、真空パックから取り出します。
肉眼では薄皮があるようには見えませんが…
見えなくても表面に薄っすらと皮があるので、これを剥がしていきます。
どうやって剥がすのかというと、下記写真↓のように水に1分ほど浸します。そうすると、皮が身から離れて剥きやすくなります。
水の代わりにお酒を使ってもOKですが、後で炙る時にお酒を表面に塗る予定なので、今回はお水にしました。(お好みでどうぞ)
また、水に浸けすぎると風味が損なわれるため、1分を目安に取り出すこと。
肉眼でも皮がわかるレベルに分離しており、それを上からゆっくりと剥がしていきましょう。
簡単に綺麗に取れますよ。
多少残っていても問題ないので、そんなに神経質にならなくてOK。
こちらが薄皮が取れた状態です↓。
このからすみを、好みの食べ方で頂きます。
今回は、台湾人流の2通りの食べ方をご紹介したいと思います。
【台湾人流】2通りのからすみの食べ方
- そのまま食べる
- 表面を炙って食べる
アレンジを加えずシンプルに食べるのが台湾人流です。
2通り!と大袈裟に書きましたが、炙るか炙らないかの違いだけです。笑
①からすみをそのまま食べる
薄皮を剥いだら、切って盛り付けて出来上がりです。
これぞ、究極にシンプルな素材の味を楽しむ食べ方!
ちなみに台湾では、大根を短冊切りにしたものや、写真↓のようなにんにくの芽(蒜)と一緒に食べるのが一般的です。
日本でにんにくの芽が手に入らない場合は、大根と一緒に(厚みは2〜3ミリが◎)。
台湾に住んでいる場合は、市場でにんにくを販売している所に行けば見つかります。
私は大根よりもにんにくの芽と一緒に食べるのが好きです
②からすみの表面を炙って食べる
続いては、表面を炙って食べる方法です。
フライパンを使ってもいいですが、底にくっついてしまうので、出来ればトースターがオススメです。
トースターがない場合は、フライパンで油をひかずに表面を軽く焼きましょう。
今回は、トースターを使って焼いていきます。
アルミホイルは敷かずに、写真のように直に乗せるのがポイント。
そして、お酒(日本酒や料理酒)を刷毛で塗ります。
両面ともにしっかりと塗るのがコツ!
焼き時間は3分が目安です。
火が通り過ぎると美味しくなくなるので、焼き過ぎには注意してくださいね!
表面が少し硬くなったくらいで取り出すのが◎
取り出したら、適当なサイズに切ってお皿に盛り付けて出来上がりです。
からすみ冷凍保存の注意点と食べ方
からすみをすぐに食べない場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存時の注意点は下記の2つ。
- 真空パックの状態で冷凍(開封済みは冷凍不可)
- 半年以上冷凍可能だが、風味が損なわれていくため1年以内に食べること
食べる際は、前日に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍すると、美味しく頂けます。
台湾流からすみの食べ方まとめ
以上が、からすみの調理法と台湾流の食べ方についてでした。
- からすみは薄皮を剥がす
- 水かお酒に1分浸すとスルッと剥ける
- 表面を炙る際はトースターで3分が目安
「からすみをお土産に頂いたけれど、食べ方がわからない。」
そんな時に参考になれば幸いです。
台湾でからすみを買うなら「観光客が知らない老舗『大振行』」がおすすめ。
その他、台湾のお土産などは下記記事を参考にしてみて下さい。
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