初海外、初の台湾旅行。
入国審査ではどんな質問をされるのか、一連の流れを詳しく知りたい。
初めての入国審査となると、無事に通過できるかドキドキしますよね。
でも、台湾の入国審査は他国に比べると優しいのでご安心ください。
手順と気をつける点さえ頭に入れておけば、スムーズに手続きを終えることができますよ。
実は、私は過去に入国審査で思わぬ失敗をしているのですが、これも事前に知っていれば回避可能です。
私の失敗があなたのお役に立てれば幸いです。
この記事でわかること
- 台湾入国審査の流れ
- 気をつける点
重要
台湾の空港に到着したら「X線検査不要の識別カード」を受け取る
入国審査前の手順で知っておきたいのが、「X線検査不要の識別カード」の存在です。
これは、2019年1月から始まったアフリカ豚コレラ侵入防止対策で、アフリカ豚コレラ発生地域からの出発便かどうかを判別するためのカードです。
アフリカ豚コレラ発生地域からの渡航客には、入国審査手前に設置された特設ブースで手荷物検査が行われます。
日本はアフリカ豚コレラ非発生地域のため、この手荷物検査は免除。
よって、日本からの渡航であることを証明するために、飛行機を降りて空港に入ったところで「X線検査不要の識別カード」を自分で取り、入国審査手前で返却する必要があります。
もしも、カードを取り忘れた場合は、手荷物検査必須となりますのでご注意ください。
空港に到着してからの詳しい流れは下記記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
重要
≫ 台湾の空港に到着して受け取る「X線検査不要の識別カード」とは?
手順
「X線検査不要の識別カード」を無事クリアしたら、あとは入国審査を通って荷物を受け取り外に出るだけです。
そうは言っても、入国審査、初めてだと緊張しますよね。
ただ、台湾の入国審査は、質問されずに終わることもあり、他の国に比べると厳しくないので安心してください。
ちなみに、日本出国〜台湾入国までの流れは下記の記事にまとめています。
≫ <日本出国〜台湾入国までの流れまとめ>国際線の飛行機の乗り方
それでは、入国審査の手順を順番に見ていきましょう。
「non-citizen(他国から来た人)」の列に並ぶ
準備するもの
- 入国カード
- パスポート
- 健康質問票
「入境檢查(Immigration)」の表示に従って進んで行くと、たくさんの人が列をなしている場所に到着します。
ここが、入国審査の場所です。
私たちは外国人なので、「non-citizen(他国から来た人)」の列に並びましょう。
混んでいると、通過するのに30分以上時間がかかることがあります。
自分の番が近づいて来たら、入国カード・パスポート・健康質問票を準備して待ちます。
帽子・マスクをしている場合は取り、顔がはっきりと見えるようにしておきましょう。
健康質問票は、新型コロナウイルスによる肺炎拡大防止のための対策として実施されています。
記入方法や台湾旅行での注意点は下記記事を参照ください。
また、入国カードの書き方については、下記記事にまとめました。
黄色い線の手前で待つ
次が自分の番になったら、黄色い線の手前で待ちます。
ついつい前の人につられて前に出てしまいそうになりますので、気をつけてください。
チェックがとても厳しく、線を超えて待っていると注意を受けます。
自分の番が来たら、前に出て入国カードとパスポートを入国審査官に渡します。
指紋認証と顔認証
日本語を話せる入国審査官の場合は、片言で「両手・指」「顔・見る」と指示されます。
まず、両手の人差し指を機械の上に置き、「OK」のサインが出るまで待ちます。
続いて顔認証。
カメラの方を向いて、入国審査官に「OK」と言われるまでそのままの状態で待ちましょう。
問題なければ、パスポートを返却してもらって入国審査終了となります。
指紋認証時の注意点
私がやってしまった大失敗。
それは、ハンドクリームを直前に塗ってしまい、指紋認証ができなかったことです。
審査官も「え?なんで?」という感じでちょっと御機嫌斜めに。
クリームを拭き取るように指示され、必死にハンカチで拭く私・・・。
拭いて試してを繰り返した何度目かで、ようやく合格。
この時はかなり焦りました。このまま入国できないかもとまで追い詰められ。(←大げさ)
入国審査の前は、ハンドクリームは塗らないようにくれぐれもご注意ください。
代表的な質問内容とその回答例
通常は、上記の流れのように指紋認証と顔認証が終われば終了となります。
経験上、台湾の場合は質問をされることはほとんどありません。
ただ、私も今までに一度だけ、質問をされたことがあります。
おそらく、滞在先に夫(当時は彼氏)の家の住所を書いていたため、疑問に思われたのかもしれません。
観光で来ている場合、普通はホテル名を書くのが一般的ですよね。
この時は、英語で「どこに泊まるの?」と聞かれ、「彼氏の家です」と正直に答えてすんなり通りました。
質問をされるケースは少ないですが、万が一に備えて、想定される質問内容とその返答を準備しておくと尚よし。
また、質問となると、日本語ではなく英語になります。
下記が代表的な質問とその返答例になりますので、参考にしてみてくださいね。
入国目的
質問
滞在目的は何ですか?
What's your purpose of your visit?
答え
観光:sightseeing
友人に会いに:Visiting my friends
滞在先
質問
どこに滞在予定ですか?
Where will you be staying?
答え
ホテル:At ホテル名
友人の家:At my friend’s house
滞在日数
質問
何日間滞在する予定ですか?
How long are you going to stay?
答え
日数:For three days.(3日間)
その他に注意すること
写真撮影は厳禁
入国審査エリアでの写真撮影は禁止されています。
台湾到着が嬉しくて写真を撮りたくなる気持ちもわかりますが、ここはルールに従って控えるようにしましょう。
入国審査官は厳しくて当たり前
入国審査は保安上の理由で実施しているものです。
自国を守るための仕事に従事しているのですから、厳しくて当然です。
たまにですが、入国審査の列に並ぶ時に、あれこれと入国審査に関係のないことを質問している人たちを見かけることも。
ただ、ここで考えていただきたいのが、彼らの仕事はサービス業ではないということです。
彼らの仕事を邪魔するような行為だけはしないように、心がけたいものですね。
最後に
初めての入国審査だとドキドキしますが、することは意外と少なく簡単です。
入国審査官の指示に従っていれば、あっという間に終わってしまうのでご安心ください。
ただし!ハンドクリームだけは直前に塗らないように、くれぐれもお気をつけくださいませ。苦笑
入国審査が終われば、あとは荷物を受け取って外に出るだけです。
台湾旅行が本格的にスタートですね!
楽しい旅となりますように。
重要
≫ 台湾の空港に到着して受け取る「X線検査不要の識別カード」とは?
流れ
≫ <日本出国〜台湾入国までの流れまとめ>国際線の飛行機の乗り方
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