無事にチェックインを終えて、次に向かうのが保安検査場。
保安検査をスムーズに通過するためにはどうしたらいい?
国内線に比べてチェックが厳しいのが国際線です。
飛行機に乗るときは、とにかくシンプル・最小限を心がけるのがポイント。
今回は、保安検査をスムーズに通過するためのコツについてお話ししたいと思います。
何分前にセキュリティチェックを受ける?
- 保安検査は遅くても出発時刻の1時間前(搭乗開始時刻の30分前)までには通過
- 保安検査を通ると出発ロビーへは戻れない
チェックインが終わったら、いつでも保安検査場を通過することができます。
ただし、保安検査を通ると出発ロビーへは戻ることができませんのでご注意ください。
目安としては、遅くても出発時刻の1時間前(搭乗開始時刻の30分前)までに通過するようにしておくと安心です。
もしも混んでいる場合は、チェックイン後すぐに向かうようにします。
繁忙期は、保安検査と出国審査を通過するのに1時間ほどかかることもあるので要注意。
準備するもの
- 搭乗券
- パスポート
保安検査場に入る前にチェックされるので、準備しておきます。
中身の入ったペットボトルは処分
国際線は、100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物の航空機内への持ち込みが禁止されています。
そのため、中身の入ったペットボトルを持っている場合は、入り口付近にゴミ箱があるので処分しておきます。
基本的に、保安検査通過後に購入したものは機内持ち込み可能。
ただし、航空会社によっては、持ち込んだ飲食物の飲食を禁止としているところもあるので注意が必要です。
航空会社 | 機内持込み飲食物の飲食 |
JAL | ○ |
ANA | ○ |
チャイナエアライン | ○ |
ピーチ | ○ |
ジェットスター | ○ |
スクート | 不可 |
※規定が変更になることもあるので、必ず事前にご自身で航空会社のHPをご確認ください。
また、中身の入ったペットボトルはダメですが、空のペットボトルは持ち込み可。
保安検査通過後に、飲水を補給する給水器の水を入れて飲み物代を節約する方法もあり。
人:金属探知機
人は、金属探知機のゲートをくぐってチェックを受けます。
身につけている金属類は全て外し、トレイに入れるか予めカバンの中に入れておきましょう。
ポケットは空の状態で
ポケットの中は空の状態にしておきます。
小銭、鍵などをうっかり入れてしまっているケースあり。
男性に多く、たまに引っかかっているのを見かけるのでご注意ください。
上着は脱ぐ
上着は脱ぐように指示されますので、列に並んでいるときに脱いでおくとスムーズです。
また、カバンとは別のトレイにのせるようにします。
ブーツは脱ぐように指示されるかも
ブーツを履いていると、脱いでスリッパに履き替えるように指示されることがあります。
私が検査を受けた際は、ロングブーツ・ショートブーツどちらの場合も、脱いでトレイにのせるように指示されました。
面倒だと感じる場合は、スニーカーで行くのが良いかもしれません。
カイロ
貼るホッカイロを貼っていると、金属探知機に反応することがあります。
心配な場合は、カバンに入れておいて、保安検査通過後に貼るようにしましょう。
(カバンに入れておくのはOK)
ピアス・指輪
ピアス・指輪は、基本的には外さなくてOKです。
今までつけたまま機械を通ったことが何度かありますが、金属探知機に反応することはありませんでした。
こちらも心配な場合は、カバンの中に入れておいて、後からつけるようにしましょう。
ベルト
ベルトは外します。
外した後は上着と同じトレイにのせておきます。
時計
外してトレイにのせます。
保安検査場は次の人が待っているので、手早く準備をしなくてはなりません。
自分の番が来たときに、時計・ベルトを外して上着を脱いでとしていると、かなりテンパります。
時計など事前に外せるものは外しておいてカバンの中に入れておくと、バタバタせずに済むのでオススメです。
荷物:X線検査
カバンはトレイにのせます。
また、カバンから出さなくてはいけないものは出して別のトレイに入れます。
カバンから出す必要があるもの
パソコン・タブレット
PC・タブレットなどの大型バッテリーの電子機器は、カバンから出して別のトレイにのせます。
ケースからは出さなくても大丈夫です。
また、スマホや小型のカメラなどは、カバンの中に入れたままでOK。
液体物
国際線は、100ml(g)を超える容器に入った液体物の航空機内への持ち込みが禁止されています。
持ち込む場合は、100ml(g)以下の容器に入ったものを、ジッパーの付いた透明プラスチック袋に入れれば持ち込みが可能。
条件は下記の通り。
- 100ml(g)以下の容器に入ったもの
- 袋は、ジッパーの付いた透明のプラスチック袋で、容量が1リットル以下
- 袋のサイズの目安は、縦20㎝以下×横20㎝以下(マチ無し)
- 一人一袋まで
液体に分類されるものには、リキッドファンデーションや日焼け止め・リップグロス・クリームなどがあります。
上記のものを機内へ持ち込む場合は、必ず上記条件を満たすようにしておきます。
また、これはあくまで機内持ち込みの場合の制限となります。
預け荷物であれば100mlを超えても問題ないので、化粧水など常に持っておく必要のないものは、預け入れ荷物の方に入れておきましょう。
ライター
機内持ち込み可能なのは、一人一個までです。
もしも2個以上持っていた場合は、その場で放棄する必要があります。
ライターも液体物になりますので、カバンから出してトレイにのせます。
機内に持ち込めないもの
刃物類
ハサミ・カッターなどは預け荷物であればOKですが、機内持ち込みは不可。
ポーチの中にうっかりカミソリを入れてしまっていた・・・とならないように気をつけてくださいね。
危険物
危険物は法令により航空機内への持ち込み・預け入れ手荷物の取り扱いが禁止されています。
下記に当てはまるものは持ち込まないように注意してください。
おさらい
服
- 上着は事前に脱いで手に持っておき、トレイに入れる
- ベルトは外して上着と同じトレイに
- ベルトをする必要のない服にする(女子)
- ブーツを脱ぐように指示があれば従う
カバンの中に入れておいて後で身につける
- ピアス・時計は外してカバンの中に入れておき、後でつける
- 貼るカイロはカバンに入れておき、後で貼る
- 財布(小銭)・ケータイ・鍵はポケットから出してカバンの中に入れておく
カバンから出す
- パソコン・タブレットはカバンから出してトレイにのせる(ケースはしたままでOK)
- 液体物はジッパーの付いた透明プラスチック袋に入れておいてトレイに
最後に
初めての保安検査は緊張しますが、事前に準備をしておけば難しくはないのでご安心ください。
スムーズに通過するコツとしては、預け荷物に入れておけるものは預け荷物に入れておくこと。
また、アクセサリーなどカバンの中にしまっておけるものは全てしまっておいて、後から身につけるようにしましょう。
スムーズに通過できるよに、できることは全てやっておくと安心ですね。
参考になれば幸いです。
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