
1泊2日でサクッとまわれて、
台中を満喫できるモデルコースはある?
台中は台北ほどメジャーでないため情報も少なく、どのように観光すべきか悩むところ…
でも、実は日本統治時代に建設された建物がいくつも残っており、建築好きにはたまらない穴場スポットなんです!
という事でこの記事では、
- 1泊2日で台中を楽しめるモデルコース
- 日本統治時代の建物メイン
について、実際に私が台中観光した際のプランをご紹介致します。
台中旅行の際に、参考になれば幸いです。
【厳選】台中おすすめ観光スポット15選
台中のお勧め観光スポットはこちら↓。
今回はこの中から、日本統治時代に建設された建物を中心に観光しました!
台北から台中へGO
私は台北在住なので、まずは台北から新幹線で台中へ向かいます。
台北から台中へは新幹線がおすすめ


手段 | 所要時間目安 | 料金目安 |
高鐵 | 新幹線1時間 | 675元 3,129円 |
台鐵 | 電車1時間半 | 375元 1,738円 |
客運 | 高速バス2時間半 | 300元 1,391円 |
台北から台中へ行く交通手段は、新幹線(高鐵)、電車(台鐵)、高速バスがありますが、今回は新幹線を利用。
レジャーチケット予約サイトのKlookでは、新幹線の乗車チケットが「1枚購入でもう1枚無料(2人目無料)」になるキャンペーンを実施中でかなりお得です。(上限に達し次第終了)



2人での旅行ならklookで予約がおすすめ!
また、台湾新幹線の乗り方は「【台北から台中へ】台湾新幹線の乗り方&注意点を完全ガイド!飲食OK」の記事を参考にしてみて下さい。
ホテルは【Hotel Z】に宿泊


ホテル名 | 逢甲飯店 | Hotel Z
ホテルランク | |
1泊一室料金 | 7千円〜 |
ウォッシュレット | あり |
トイレットペーパー | 流せる |
地図 | MAPで見る |
おすすめな人 | 台湾旅行初心者、友人同士、ファミリー |


2018年開業のホテルで、内装・設備は新しくモダンなインテリアがとってもお洒落でお勧めです。



しかもリーズナブル!
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台中観光1日目モデルコース
それでは早速、台中観光1日目スタートです!
1日目は下記のコースで回りました。
- 国立自然科学博物館植物園
- 科博館水煎包
- 宮原眼科
- 旧台中火車站
- 旧台中市役所
- 台中刑務所演武場
- 審計新村
- 翁記剝骨鵝肉
- 逢甲夜市
それぞれ詳しく解説していきますね。
①12:00 国立自然科学博物館植物園


場所 | 国立自然科学博物館植物園 |
開館時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
HP | 植物園HP |
所要時間目安 | 40分〜1時間 |
入場料 | 20元 |
まずは、国立自然科学博物館の隣にある「植物園」へ。
「植物園」へ向かうまでにも、地域別の植物を観賞できる散歩コースがあるので、時間に余裕があればそちらもオススメです。
それでは早速、入場券(20元)を購入して中へと入って行きましょう。


建物の中はそれほど広くありませんが、様々な珍しい植物や魚がおり、子供連れでも楽しめる場所となっていてます。
また、今回は時間の都合で訪れませんでしたが、隣にある「国立自然科学博物館」も台中の観光名所の一つです。


時間に余裕があればぜひ訪れてみてくださいね!
②13:00 科博館水煎包【植物園から徒歩約6分】
歩いて少し小腹が空いたので、ローカルに人気のお店「科博館水煎包」で空腹を満たします。


50年の老舗ということで、ひっきりなしにお客さんが訪れていました。
看板メニューは「水煎包」。その他、美味しそうな揚げパンがたくさんあります!


今回は、他ではなかなか食べられない「芋頭餅」を購入。


タロイモクリーム入りの今川焼きを揚げたものとでも言いましょうか。
外はカリっと中はふわっとしていて、めちゃくちゃ美味しいではありませんか!!!
看板メニューの「水煎包」もオススメですが、タロイモが好きな方は「芋頭餅」もぜひ。
③13:25 宮原眼科【科博館水煎包からタクシーで約15分】
植物を堪能した後は、台中観光地の代名詞ともいえる「宮原眼科」へ。


宮原眼科は、日本人医師の宮原武熊氏が1927年に開いた眼科をリノベーションした、スイーツショップです。
店内は、まるで映画の世界に迷い込んだかのような世界観で、ワクワクドキドキ。


お土産のパッケージも素敵で、ついつい買いすぎてしまうのでご注意ください。笑
④14:10 旧台鉄台中駅【宮原眼科から徒歩で約5分】
宮原眼科から徒歩5分の場所には、「台鉄台中駅旧駅舎(旧台中火車站)」があります。


台湾鉄道台中駅の旧駅舎(旧台中火車站)は、日本統治時代の1917年に建設された赤レンガの歴史的建造物です。
2016年に新しい駅舎ができたため機能は全て移転しましたが、旧駅舎自体はそのまま残っており観光することが出来ます。



当時の面影を伺い知ることができる貴重な建物です
⑤15:00 旧台中市役所【旧台中火車站から徒歩で約15分】
続いては、日本統治時代の台中市役所があった場所「旧台中市役所」へ。


場所 | 旧台中市役所 |
開館時間 | 9:30〜17:30 |
定休日 | 無し |
HP | |
所要時間目安 | 30分(見学のみ) |
旧台中市役所は、台中地区で初めての鉄筋コンクリート造りの建物として、1911年に竣工しました。
1階はカフェスペースとなっており、また2階・3階の展覧スペースは自由に見学が可能です。


展覧時間は17時までなので、2階部分を見学希望の場合は早めに訪れるのが◎。
⑥15:45 台中刑務所演武場【旧台中市役所から徒歩で約10分】
旧台中市役所の次は、台中にわずかに残る日本の武道館建築「台中刑務所演武場」へ。


場所 | 台中刑務所演武場 (道禾六芸文化館) |
開館時間 | 9:30〜17:30 |
定休日 | 無し |
所要時間目安 | 20分(見学のみ) |
「台中刑務所演武場」は、刑務官や警官が剣道や柔道の練習をするための道場として、1937年に建てられた建築物です。
裏手には百年老樹のガジュマルの木があり、知る人ぞ知る撮影スポットとして密かに人気があります。


とても風情のある場所でお勧めです。
⑦16:20 審計新村【台中刑務所演武場からタクシーで約6分】
続いては、近年台中で人気上昇中のリノベスポット「審計新村」へ。


以前は、国の会計監査の役割を担う政府機関「審計処」の職員宿舎として使用されていましたが、その後は廃墟となっていました。
それをリノベーションして新しく生まれ変わったのが、「審計新村」です。


若手クリエイターがプロデュースするショップは個性的で、インスタ映え間違いなしのスポットです。
⑧17:30 翁記剝骨鵝肉【審計新村から徒歩で約5分】
一日中歩き回って疲れたので、ちょっと早いですが台湾のローカル居酒屋で美味しいご飯を食べてゆっくりします。


今回訪れたのは、日本では珍しいガチョウのお肉 “鵝肉” がいただけるお店「翁記剝骨鵝肉」へとやって来ました。
「審計新村」からは徒歩5分の場所にあるので、ぜひふらっと立ち寄ってみてください。
メニューはこんな感じです。


中国語で注文するのが難しければ、欲しいものを指差して伝えればOK!
今回は友人と訪れたので、色々と頼んでみましたよ。


こちらが看板メニューの「鵝肉(ガチョウ肉)」です。


ガチョウのお肉はクセが強いのかと思っていましたが、全くそんなことはなく寧ろ食べやすかったです。
個人的には、鴨肉よりも好きかもしれません。



食べれば食べるほどにハマる味です
続いてのメニューは、見た目にインパクトがある「鯊魚煙」。


こちらの食べ物、何かというと「サメ」なんです。
台北だと食べる機会がなく初めて食べたのですが、コリコリした食感が特徴的でした。
味はあっさりとしているので、タレと一緒に食べると美味しかったです。
台湾の珍しい食べ物は大体食べたと思っていたのですが、まだまだだなと思いました。笑
お腹いっぱい食べたので、ホテルに帰ってしばし休憩。
⑨20:00 逢甲夜市【Hotel Zから徒歩で約6分】
ホテルに帰って休憩したのち、本日最後のお楽しみ「逢甲夜市」へGO。


場所 | 逢甲夜市 |
開館時間 | 13:00〜1:00 |
定休日 | 無し |
HP | |
所要時間目安 | 1時間〜2時間 |
台中最大の夜市と言われるだけあって、とっても広い!!



平日に行きましたが、たくさんの人で賑わっていました
ブラブラと歩きながら、さつまいもチップスを食べたりと夜市を満喫♪
台中観光一日目はこれで終了です〜
お疲れ様でした!
台中観光2日目モデルコース
続いては、台中観光2日目です。


ホテルで朝食を頂いたら、チェックアウトを済ませて観光に出発です!
2日目のコースはこちら↓。
- 台中文学館
- 陳記蚵仔麵線
- 太空紅茶氷
- 動漫彩繪巷
- 国立台湾美術館
- 緑光計画
①10:00 台中文学館
まずは台中文学館へ。


日本統治時代の警察宿舎だった家屋をリノベーションし、現在は台中における文学発展を学べる場所となっています。
手入れが行き届いており、まるで昔の日本にタイムスリップしたような気分に。
建物も趣があり素敵ですが、台中文学館のもう一つの見所がこちらの “ガジュマルの樹” です。


建物を優しく守るかのようにそびえ立つ様は、迫力満点!
思わずカメラに収めたくなるスポットです。
②11:00 陳記蚵仔麵線【台中文学館から徒歩で約1分】
台中文学館に来たら、是非とも食べて頂きたいのが「陳記蚵仔麵線」


場所 | 陳記蚵仔麵線 |
開館時間 | 10:15〜17:00 |
定休日 | 月・火 |
HP | |
所要時間目安 | 30分 |
昼前に訪れましたが、すでに大行列です。
今回は、綜合(全部ミックス)を注文。


こちらの麵線、シンプルなのにめちゃくちゃ美味しいんです!!!
いい意味で麵線特有のクセがなく、スルスルっと食べれてしまいました。
麵線ちょっと苦手だな…という方にこそ是非チャレンジして頂きたいお店です。
③11:30 太空紅茶氷【陳記蚵仔麵線から徒歩で約1分】
麵線を食べたら喉が乾いたので、近くにある老舗紅茶屋「太空紅茶氷」で紅茶を購入。


場所 | 太空紅茶氷 |
開館時間 | 7:20〜15:00 ※土日は14:00まで |
定休日 | 無し |
1966年創業で、地元の方にとても愛されているお店です。
今回は、紅茶を微糖で塑膠袋(ビニール袋)入りで注文してみました。


カップ入りは20元ですが、ビニール袋入りは15元と5元お得。
台北ではなかなかビニール袋入りの飲み物に出くわす事がないので、旅の思い出になりました。
④11:35 動漫彩繪巷【太空紅茶氷から徒歩で約5分】
紅茶を飲みながら、「動漫彩繪巷」の日本のアニメが描かれたスポットを散策に。


徐々にウォールアートの数が増え、最近は密かな人気観光スポットととなりつつある場所です。



おっ!ハイキューがあるではありませんか!!!
大好きなので、めちゃくちゃテンション上がりました!
ワンピースもあります。


ちなみに「動漫彩繪巷」は、林森路沿いにあるバイク屋のオーナーの息子さんが描かれたものなのだそう。
オーナーの話によると、今もコツコツと描いているとの事で、次来た時にはもっともっとたくさんのアートを見ることができそうです。
⑤12:10 国立台湾美術館【動漫彩繪巷からタクシーで約6分】
アートを満喫した後は、国立台湾美術館へ。


国立台湾美術館は、台中市西区にある美術館でアジア一の大きさとされています。
こちらの美術館は、期間限定の催し物を無料で鑑賞できるのがポイント。


平日に訪れたこともあり、館内はとても静かでした。
地下には子供の遊戯室もあるので、子連れで訪れても楽しめる観光地となっています。
催し物には映像を凝らした作品が多く、とても楽しめました。


また、入り口手前の階段を降りて行くと公園があり、こちらでゆっくり寛いでいる方もいましたよ。


奥にはタピオカミルクティーの創始店として有名な「春水堂」もあり、お食事やお茶を楽しむこともできます。


今回は時間の都合でお茶はしませんでしたが、次回はぜひとも訪れてみたいです。
⑥14:30 緑光計画【国立台湾美術館からタクシーで約5分】
続いては、台中のリノベスポットである「緑光計画」へ。


「緑光計画」は、もともとは水道局の旧職員住宅だった場所です。
中へと入って行くと、昔と現代が上手くミックスされた大変興味深い空間となっています。


一日目に訪れた審計新村からは徒歩5分の場所にあるので、まとめて訪れるのもありですね。
(今回は時間の都合で1日目と2日目に分けました…)
以上が台中観光2日目でした!
⑦16:00 高鐡台中駅へ【緑光計画からタクシーで約25分】
1泊2日の台中旅はあっという間に終わり、台北へと帰ります。
台中は高鐡(新幹線)の駅と台鉄(電車)の駅が別の場所にあるため、タクシーで向かう際はくれぐれもお気をつけください!



新幹線は「高鐡台中駅」です
【1泊2日】台中観光おすすめモデルコースまとめ
ということで、以上が1泊2日で日本統治時代の建物を巡る台中旅でした。
結構ハードなスケジュールでしたが、とても満足のいく2日間となりました。
もしももう一泊するなら、下記の場所もオススメです!
台中国家歌劇院の詳細は「台中国家歌劇院(オペラハウス)を見学。建築好きは必見!」の記事をご覧ください。
台中旅行の際に、参考になれば幸いです。
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