台湾のローカル食堂で注意すべきマナーはある?
詳しく知りたいな!
台湾旅行では安くて美味しいローカル食堂にチャレンジしたいですよね!
そこで気になるのが、現地の食事マナーとルールです。
ということで、この記事では
- 台湾の食事マナー
- ローカル食堂での暗黙のルール
について、台湾在住8年の筆者が詳しく解説致します。
台湾の接客スタイルは日本とはだいぶ異なるため、知らないとびっくりする可能性大!
事前に予習して慌てないようにしましょう♪
台湾の飲食店の接客態度
- お客と店員は関係が対等
- お客様ファーストではない
- 接客は無表情(笑顔はない)
- 「はぁ??」は怒っている訳ではない
台湾と日本とでは、飲食店での接客態度がけっこう違います。
私が台湾に来て戸惑ったのが、上記の4つの点。
それぞれ詳しく解説致します。
①お客と店員は関係が対等
台湾は、お客と店員の関係が対等です。
飲食の提供に対する対価としてお金をもらうという考えなので、日本のようにお客様は神様だ!といった考えはありません。
その分、店員さんとの距離が近く、和気あいあいとした雰囲気です。
ご飯を食べ終わってお互い「バイバイ」と言える関係は、素直に素敵だな〜と感じます。
②お客様ファーストではない
レジで注文しようとしたら、店員同士で話していたりご飯を食べていたり…
最初は、日本人だからバカにされてるんだと落ち込んでいたのですが、そういう訳ではありませんでした。
この場合は、遠慮せずに大きな声で「スイマセーン」と言いましょう。
何かしら「ここにいるよ!注文するよ!」と、意思表示することが大切です!
遠慮は禁物です
③接客は無表情(笑顔はない)
台湾人は基本的に接客時は無表情です。
“台湾人は親日家で優しい”という先入観で台湾旅行に来ると、ちょっとびっくりするかもしれません。
でも、これが台湾では普通の接客です。
ただ、笑顔でないからといって、決して怒っている訳ではありません。
話しかけると親身になって話を聞いてくれたり、困っていると率先して助けてくれます。
このギャップに「キュン」となって、台湾リピーターになる人も多いはず。
④「はぁ??」は怒っている訳ではない
理解できなかった時に「はぁ??」と言われることがしばしば。
これは、怒りを表しているわけではなく「えっ??何?」と、ただ聞き返しているだけです。
初めて聞いた時はびっくりしましたが、怯まずにもう一度ゆっくりと伝えてみましょう。
怖がらなくても大丈夫!
台湾の飲食店での暗黙のルールとマナー
続いては、台湾の飲食店で守るべき暗黙のルールとマナーについてです。
- 相席が基本
- ローカル食堂で長居は禁物
- オーダーシートは自分で持って行く
- お箸などはセルフサービス(テッシュで拭くこと)
- お水の提供はないので飲み物は持参
- 他店で購入したものを食べない
- 残ったら持ち帰りOK
下記でそれぞれ詳しく解説しますね。
①相席が基本
ローカル食堂は、お店の回転率を重視しています。
よって、ピーク時の相席は基本中の基本。
お客側もこれを理解しており、躊躇なく横に目の前にと座ってきます。
日本だと相席でご飯食べることは滅多にないので、少し抵抗があるかもしれませんがここは受け入れましょう。
たまに、日本大好きな台湾人と相席になって意気投合し、仲良くなるというサプライズも。
フレンドリーな国民性を持つ「台湾あるある」です♪
②ローカル食堂で長居は禁物
ローカル食堂は会話を楽しむ場所ではなく、ご飯を食べる場所です。
あまりにも長く滞在していると、お店の人に注意されることも。
だいたい長くても30分が限度
話をしたい、休憩をしたい場合は、カフェなどゆっくりできる場所に行くのがおすすめです。
③オーダーシートは自分で持って行く
台湾の場合は、高級レストランを除き、ほぼほぼ自分でオーダーシートをレジに持って行くのが定番です。
日本のように注文を取りに来てくれないので要注意。
ローカル食堂では、お客側が動くと覚えておくと◎
もしもオーダーシートがない場合は、入店時に口頭で注文します。
ローカル店での注文方法は「台湾ローカル食堂での注文方法と支払い方法全パターン」にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
④お箸などはセルフサービス(テッシュで拭くこと)
お箸やお椀、ソースはセルフサービス。
入り口付近やテーブルの上にひとまとめにして置いてあるので、自分で取りにいきます。
また、その時にティッシュも一緒に何枚か取って来ること。(ティッシュは壁にあることも)
そして、
そのテッシュで、持って来たお箸やお椀を拭きます
台湾人を見ていると、みんなティッシュで拭いているんですよね…
ちゃんと洗ってありますが少し汚かったりするので、台湾人に見習って再度自分で拭くのが◎。
⑤お水の提供はないので飲み物は持参
基本、水の提供はありません。
たまにセルフで入れるタイプのお茶が置いてありますが、砂糖入りの可能性大。
台湾は、無糖よりお砂糖入りが主流
ウーロン茶なのに、めちゃくちゃ甘いんですよ…
ローカル食堂は飲み物の持ち込みOKなので、ペットボトルの水やお茶を持参するのがおすすめです。
余談ですが、コンビニでお茶を買う際は、「無糖」と書いてあるものを買うこと。
そうでないと、激甘のお茶を買うことになるのでご注意ください。
⑥他店で購入したものを食べない
夜市にあるお店には、写真のような注意書き↑があります。
これは、「持ち込んだ食べ物を食べることを禁じます」と言う意味。
書いていない場合も、他店で購入したものを食べるのはNGなので注意しましょう。
⑦残ったら持ち帰りOK
テイクアウト天国の台湾では、食べきれない時は残りを持ち帰ってOK。
ただし、持ち帰ったのもは早めに食べること。
後日食べてお腹を壊したとなっても、そこは自己責任となります。
持ち帰りをしたい時は、下記のように伝えてみましょう。
これをお持ち帰りしてもいいですか?
我 可以 打包 這個 嗎?
ウォ カーイー ダーバオ ジャガ マ?
台湾ローカル食堂での食事のマナーと暗黙のルールまとめ
以上が、台湾ローカル食堂での食事のマナーと暗黙のルールについてでした。
私が台湾に来て一番びっくりしたのが、接客態度。
笑顔で接客されるのが普通だと思っていたので、ビビりまくりでした。笑
でも、何度もローカル食堂を利用するうちに、怒っているわけではなくこれが普通なんだと理解。
今では、お客と店員の距離感を心地よいと感じるように。
ローカル食堂は入るまでドキドキしますが、ぜひぜひ台湾の美味しい料理に挑戦してみて下さいね!
その他、台湾旅行のルールは大丈夫ですか?
台湾の基本情報については「台湾旅行のタブーとマナーを徹底ガイド【知っておきたい基本情報】」の記事でチェックしてみて下さい。
楽しい台湾旅行となりますように♪
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