
台湾旅行中はどんなことに気をつければいい?
絶対守らないといけないルールなどがあれば詳しく知りたい。
台湾には、実は日本よりも厳しいルールが存在します。
法律で決められていることは、違反すれば外国人でも罰金となる可能性も。
せっかくの楽しい旅行で罰金を払った、ケガしたとならないように、注意すべきことを事前に頭に入れておきましょう。
この記事でわかること
- 台湾のルール
- 日本とは違う注意すべき点
目次
新型コロナウィルス対策におけるマスク着用ルールについて
新型コロナウィルス流行防止策として、以前はマスク着用が義務づけられていました。
しかし、2023年4月17日以降は、下記以外の場所では任意で着用に。
マスク必須
- 病院、また心身に障害のある老人ホームなどのケアセンター
- 救急車
尚、4月17日までは上記に加えてMRT・バスなど公共交通機関でもマスク必須ですのでご注意ください。

しかしながら、マスク着用が解除になった後も、台湾人のマスク着用率は高めです。
念の為、準備しておく事をオススメします。
罰金のある絶対守るべきルール
MRT(地下鉄)での飲食は禁止
改札手前に黄色い線があり「禁止飲食」と書かれてあります。
ここから先での飲食は禁止。
これはマナーではなくて、法律で禁止されています。
違反すると、7500元以下の罰金となる可能性がありますのでご注意ください。
飴とかガムくらいなら大丈夫じゃない??と思われるかもしれません。
しかし、飴・ガムを含め禁止。水を飲むのもNGです。
厳しいですね。
外国人でも容赦なく注意をされますので、いつもの癖でうっかりとならないようお気をつけください。
ちなみに、飲食するのがダメなだけで飲み物を持っているのはOKです。
喫煙も違反したら罰金
(7)喫煙
台湾では,法令により,ほとんどの室内及び公共の場所で全面禁煙となっており,これに違反した場合は,喫煙者に1万元以下の罰金が科されることとなっています。喫煙される方は喫煙マナーを守ることはもとより,日本と同じ感覚で安易に室内において喫煙することがないよう,喫煙場所に関しても十分注意してください。引用:外務省のホームページ
室内・公共の場所では吸えないと思っておきましょう。
残念ながら日本のように、レストランやカフェに喫煙席はありません。
ホテルも全面禁煙のため、外に出て吸う必要があります。
ホテルの場合は、1Fエントランスを出た端っこ辺りにたいていの場合は灰皿があるので、そこで吸うようにしましょう。
また、屋外でもバス停は全面禁煙・信号待ちをしてる際の喫煙も禁止、歩きタバコは絶対にダメです。
加えて、学校周辺歩道での喫煙禁止など、屋外でも禁煙エリアがあるため、注意が必要です。
じゃあ、どこで吸うのかとなりますが、屋外の禁煙エリア以外で立ち止まって吸うのはOKです。
屋外で吸うにしてもルールが多くて、どこで吸えばいいのかわからないレベルに厳しいですよね。
タバコを吸う際はホテルのエントランス外の灰皿がある場所で吸う、それ以外の場所では吸わないのが一番安全かもしれません。
台湾の交通マナーは悪い
運転が荒い
温厚で優しいはずの台湾人。なぜか運転中は別人へと豹変します。
市バスは急発車・急停止は当たり前なので、乗ったらすぐにどこかに掴まること。
また、高速バス・タクシーの後部座席でもシートベルトは必ずしましょう。
本気で危険です。
台湾では、自動車には必ず防犯カメラが設置されており、バイクでもヘルメットにカメラを付けているのをよく見かけます。
そのくらい、交通事故が多いということです。
後部座席に座っているから、ほんの数分だから大丈夫だとは思わず、車に乗ったらどの席でも絶対にシートベルトをすること!
自分の身は自分で守るしかありません。
歩行者優先ではない
6.交通事情
(1)概要
台湾の道路では,自動車は日本と逆の右側通行という基本的な違いがあるほか,交通習慣が日本とは異なる部分が多々あります。台北市等の都市部においては,スクータータイプのバイクが圧倒的に多く,バイクが関係する交通事故も後を絶ちません。また,自動車も多く,朝夕のラッシュ時には慢性的な渋滞が発生します。自動車,バイクとも運転が荒く,右左折時の割り込み等は日常茶飯事で,現地で運転するには十分な注意と技術が必要です。さらに,歩行者優先の概念は通用しないため,歩行者は青信号で横断歩道を渡る際にも左右を十分に確認するといった注意が必要です。引用:外務省のホームページ
歩行者優先概念は通用しません。
特に注意が必要なのが、台湾は右側通行だということ。(日本は左側通行ですね)
横断歩道では青になったからとすぐに渡るのではなく、まず左を向いて確認しましょう。
いつもの癖で右を気にしてしまうかもしれませんが、左です。
以前に、青で確認して渡っているのに車が突っ込んで来てびっくりしたことがありました。
とにかく、渡っている間も気を抜かないことです。
ひょっとしたら、台湾の場合はこっちの方がスリよりも怖いかもしれません。
バイクのマフラーに注意
台湾はバイク社会。そのため、至る所にバイクが停車してあります。
そこで気をつけたいのが、バイクのマフラー。
停車しているバイクの間を通り抜けようとして、熱い思いをした経験あり。
気をつけてください。
段差が多い
段差多いです。ヒールで歩いていると、とても疲れます。
観光の際は、歩きやすくて疲れにくい靴をオススメします。
道路が冠水する
4月〜9月の雨季と台風シーズンは、道路が冠水することがしばしば。
この時期の旅行は、雨の日でも大丈夫なサンダルがベスト。
スニーカーだと次の日履くのが嫌になります。
気をつけたい博愛座(優先席)での心がけ
日本にも優先席があると思いますが、台湾にももちろんあります。
台湾では「博愛座」と呼ばれ、地下鉄では紺色のシートがそれに当たります。
そして、台湾はお年寄りをものすごーく大事にします。
若者がお年寄りに席をゆずる光景は日常的によく見られるものです。
そのため、堂々と「博愛座(優先席)」に旅行者が座っていると、こころよく思わない台湾人も当然います。
疲れてぐったりしているならまだしも、友達と元気におしゃべりしていたりすると尚更です。
ここは個人の判断ですが、相手の国の文化に寄り添うのも旅のマナーだと個人的には思います。
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買い物で
袋は有料
スーパー・コンビニ・ドリンクスタンドなど、ビニール袋は基本有料。
お土産を買いにスーパーへ行く際は、エコバッグを持参することをオススメします。
台北市は一般ゴミが有料で、ゴミ袋を購入して捨てます。
スーパーでレジ袋を購入する場合、一般ゴミを捨てる用のゴミ袋を買うことになるため割高に。(大は5元)
台北に住んでいるなら使い道がありますが、ビニール袋一つに5元は正直ちょっと勿体無いですよね。
お茶は無糖を買うこと
お茶が甘い。
台湾に来てびっくりしたこと。それはお茶が甘かったことです。
日本だとお茶は無糖が当たり前ですが、台湾は砂糖入りのお茶が存在します。
お茶を買うときは、必ず「無糖」の表示を確認してから買うように気をつけてくださいね。
食事で
油っこいので胃もたれ注意
台湾の食事はとても美味しいですが、油っこいです。
野菜炒めでさえ、日本のと比べるとかなりコッテリとしています。
最初は新鮮で美味しいと感じますが、朝から晩まで食べまくっていると、胃が悲鳴をあげます。
私は日本では胃痛になったことがなかったのに、台湾に来て初めて急性胃腸炎になり病院送りになりました。
胃がもたれているなと思ったら、揚げ物は控えてあっさりしたものを食べたり、胃薬を飲むなど対応するようにしましょう。
胃薬は万が一のために持って行くようにしてください。
水は持参すること
ローカルの飲食店では、日本のように水が出て来ません。
購入できる飲み物があっても、豆乳や日本人が苦手な味の飲み物だったりします。
食堂に行けば水が出てくる日本とは違うので、注意してください。
犬が店内にいる
台湾でよく見かける光景。それは、犬が店内に普通にいるということ。
ドッグカフェとかでなく、フツーにどこにでもいます。
犬の横でご飯を食べたこと、何度もあります。
日本人からするとかなり抵抗があるかもしれませんが、これはどうしようもない事なので受け入れるしかありません。
トイレで
台湾はトイレペーパーが流せる所とそうでない所があります。
基本的には注意書きを見て判断する必要があるため、要注意です。
詳しくは、下記にまとめました。
≫ 台湾のトイレ事情。紙が流せるかは注意書きを見て判断する!
物乞い
信号待ちや駅で
台湾は、物乞いが積極的。
駅の出口を出たところ、信号待ちをしている時、とにかく人が多い場所には必ずいます。
台湾人達は慣れているため、グイグイ来られても気にしません。
お花やお菓子などを渡されそうになることもあるので、びっくりしないようにして下さいね。
お店の中にまで
「熱炒」と言われる台湾の居酒屋にいると、突然知らないおばさんに話しかけられて・・・。
よく見ると、ティッシュやお菓子をたくさん持っているではないか。
これは、びっくりなことに物乞いの人たちが、お店の中にまで入ってきているのです。
最初は何のことかわからず、お店の人かな?と思っていました。
オープンになっているお店には突如として現れますので、注意してください。
必要ない場合は、そぶりで要りませんと意思表示をすることです。
最後に
似ているようでも、国が違えば文化も異なるので色々と日本とは違う点がありますよね。
特に、台湾の交通マナーはお世辞にもいいとは言えないので、スリよりむしろこっちの方が怖いかもしれません。
旅行中にケガすることがないように、くれぐれもお気をつけください。
参考になれば幸いです。
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