台湾旅行を計画しているので、台湾の事を色々詳しく知りたい。
日本からどのくらいかかる?時差はある?
台湾は、日本から近く人気の海外旅行先です。
私は現在、首都・台北に住んでいますが、治安はよくとても過ごしやすい国だと感じています。
海外旅行に行く際は、事前に渡航先の情報をできる限り収集しておくことがとても大切です。
ということで今回は、台湾の基本情報についてまとめてみました。
旅の参考になれば幸いです。
基本情報
日本からの距離
関西国際空港ー台湾桃園国際空港(台北)
行き:約3時間 帰り:約2時間
成田国際空港ー台湾桃園国際空港(台北)
行き:約4時間 帰り:約3時間
(航空会社により多少誤差あり)
時差
マイナス1時間
日本が今午前10時なら、台湾は午前9時
首都
首都:台北
その他観光に人気な都市:高雄・台南・台中など。
初めて台湾に行くなら、まずは首都の台北へ!
気候・服装
北が亜熱帯、南が熱帯地域
日本のようなはっきりとした四季はなく、主に夏と冬。
12月〜2月・・・日本と同じで寒い。コート必須
3月・・・長袖+軽めのジャケット
4月・・・半袖に切り替わり始める時期
5〜9月・・・本格的な夏。夏服でOK
10月・・・日中は半袖でも、夜は冷えるので羽織るものは必要
11月・・・基本的に長袖。ただ、日中は暑い時もあり
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言葉
公用語は中国語
その他、台湾語も日常的に使われています。
台湾の中国語は「台湾華語または台湾国語」といい、中国本土の標準語とされる中国語「普通話」とは少し違います。
例えば、普通話は簡体字なのに対し、台湾華語は繁体字を使用しています。
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通貨
台湾元(NTD)
紙幣:2000元・1000元・500元・200元・100元
硬貨:50元・20元・10元・5元・1元
2000元・200元・20元は、使い勝手が悪く流通していないため、滅多に見る機会がありません。
ちなみに私は2年台湾に住んでいますが、未だに見たことがありません。もし見る機会があったら超レアです。
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≫ 台湾のお金の種類と数え方。旅行中聞き取りに挑戦してみよう!
日本円で大体いくらくらい?
2018年11月現在、1元=3.6円ほど。
YAHOOファイナンスでチェックできます。
日本円でいくらぐらいか計算したい時は、ざっくりになりますが4倍すればおおよその金額がわかります。
台湾旅行で知っておきたい
ビザはいる?
不要
日本国籍を保有しており、観光・商用・親戚訪問などの理由で訪れる場合、90日以内の滞在であればビザは必要ありません。
よって、3泊4日の観光であれば、パスポートさえあればOKです。
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チップはいる?
不要
ただし、お店によってはあらかじめ基本料金にサービス料10%が付加されています。
物価は高い・安い?
どちらとも言えない
<交通費>
- 地下鉄(MRT)の初乗り:20元(72円)
- バス:15元(54円)
- タクシー:初乗り:70元(252円)
<食べ物>
- 小籠包・8個入り(そこそこのレストラン):150元(540元)くらい
- ローカルのお店で一食分(滷肉飯と野菜炒めとスープ):85元(306元)くらい
- マンゴーかき氷(有名店):150元(540元)くらい
- カフェでランチ一食分:300元(1080円)くらい
- カフェでラテ一杯:150元(540元)くらい
※金額は、1元=3.6円で計算
交通費は、日本と比べると安いです。
また、ローカルのお店や屋台でご飯を食べる場合は安いですが、レストランやカフェなどは比較的高いです。
そのため、旅行前にどのお店で食事をするのかをある程度考え、お金のシュミレーションをしておくと安心です。
電圧・プラグ・コンセントタイプ
コンセントは日本と同じ形(Aタイプ)
ごくごく稀に違うタイプ(Cタイプ)のものがありますが、滅多に見かけることはないので安心を。
どうしても心配な場合は、変換プラグを持参。
台湾の電圧は110ボルト・周波数は60ヘルツ
日本の場合は電圧が100ボルト・周波数が50ヘルツ(東日本)・60ヘルツ(西日本)
台湾の電圧と周波数に対応していない電化製品を海外で使用すると、故障の原因になります。
ただし、最近の電化製品は100〜240ボルト、50/60ヘルツが対応範囲となっているものが多いです。
例えばiPhoneはこれに当てはまり、台湾でも変圧器なしで充電可能。
カメラやパソコン、ケータイなどの電化製品を海外に持って行く場合は、海外対応となっているか事前にチェックしておきましょう。
治安や衛生面ってどうなの?
安全か?
世界的に見ると安全
イギリスのエコノミスト社が毎年発表している世界平和度指数ランキングで台湾は34位(2018年)。
日本は9位なので、日本と比べると安全とは言えないかもしれません。
ただ、住んでいる感じでは、日本とほぼ変わらないです。
人通りの少ないところ・夜道を一人で歩かないなど、危機管理意識を持つことで危険はある程度回避できます。
外務省の海外安全ホームページに最新の安全情報が掲載されていますので、渡航前にチェックするようにしましょう。
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清潔さ
日本と比べるとそこまで清潔ではない
ローカルのお店だと、外にテーブルと椅子があり道でご飯を食べる・・・なんてこともあります。
ただ、カフェやレストランなどは日本と同じように綺麗です。
日本のようにどこに行っても清潔で、いいサービスが受けられるわけではないと心得ておくことが大切です。
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食事
香辛料がきつい料理がある
食の天国台湾!と言われていますが、台湾の料理は香辛料がきついことも。
一方で、体に優しい素朴な味付けのものや、漢方に使われる食材を使ったスープなども豊富。
日本では味わえない、美味な食べ物がたくさんありますよ。
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≫ 台湾ローカルフードを食べる際の食堂での暗黙のルール・マナー
水道水は飲める?
飲めない
台湾人は、必ず沸騰消毒してから飲みます。
もしもホテルの部屋でインスタントコーヒーを飲む際は、電気ケトルで沸かして飲めば大丈夫です。
また、間違って飲んでしまったからといって、即病院送りになる・・・なんてことはほぼないので安心してください。
うがい・歯磨きは水道水を使っても問題ありません。
ただし、飲み水には向いていないのは事実なので、飲用にはミネラルウォーターを購入するなどして対応しましょう。
トイレ
日本の品質は求めないこと
台北市内は、トイレットペーパーが流せるようになりつつありますが、ゴミ箱に捨てなければいけないこともあるので注意が必要です。
ホテル・MRTの駅・比較的新しい建物は、ほぼほぼ流しても大丈夫。
また、トイレットペーパーが個室にはなく、入り口にあり先に取ってから中に入るパターンもあるので、個室に入ったらトイレットペーパーがあるか確認をすること。
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≫ 2019年台湾のトイレ事情とマナー。紙が流せるかは注意書きで判断
交通事情
台北市内は地下鉄(MRT)・バスの路線も多く観光に便利
台北市内であれば、地下鉄(MRT)が縦横に走っており、またバスもあるので移動はとても便利です。
九份は台北市内からは少し離れますが、バスを利用して行くことが可能です。
また、2017年3月に桃園空港~市内(台北駅)の地下鉄が開通しさらに便利になりました。(約40分・片道160元)
その他気になること
クレジットカードは使える?
ローカルのお店・屋台では使えないが、百貨店や高級なレストランでは使える
ローカルの食堂や屋台では使えません。
食べ歩きをする予定なら、必ず現金を持っておくようにしましょう。
コンビニやスーパーはたくさんある?
至る所にコンビニがあり、スーパー・薬局も駅の近くにあるので便利
台北は、至る所にコンビニがあり便利です。
また、薬局やスーパーも多く、ちょっとした買い出しをするにはとても便利です。
ただし、台北市内のコンビニはトイレがないことが多いです。
台湾では、困った時のトイレ=コンビニとは思わないようにしておきましょう。
タバコは吸ってもいい?
公共施設や公共交通機関での喫煙は禁止
台湾は日本よりも厳しいです。
ホテル内に喫煙スペースはなく、外に出なくてはなりません。
屋外で立ち止まって吸うことはOK。(歩きタバコはだめです)
ただし、屋外でもバス停は全面禁煙、また屋外禁煙エリアがあるため、注意が必要です。
違反者は観光客でも容赦なく罰金。
ネット環境はどんな感じ?
台湾のネット環境は素晴らしいです。
大体のホテルやレストラン・カフェにはフリーのwifiがあり、パスワードを入力すれば誰でも利用することが可能。
ただし、フリーのwifiは接続が不安定なこともあるので注意が必要です。
ホテルに泊まった際にフリーwifiを利用しようとしたところ、通信速度が遅すぎて使いものにならなかったことも。
過度な期待はしすぎないようしておく方がいいです。
wifiをレンタルする
もし、フリーのwifiだけで心配な場合は、台湾で使えるwifiルーターをレンタルしておけば安心です。
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尚、繁忙期は両者ともに予約ですぐにいっぱいになるため、必要な場合は早めに予約しておきましょう。
レンタル会社は色々ありますが、台湾旅行でオススメは、下記の二つ。
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最後に
台湾は、食べ物が美味しく、人はとてもフレンドリーで、初めての海外旅行先にはベストな国です。
リピーターが多く、人を惹きつける魅力のある不思議な国、それが台湾です。
道がわからず困っていたりすると、誰かしらが声をかけて助けてくれます。
その優しさに、私は日々救われています。
台湾は素晴らしい国なので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。