11月に台湾旅行で台北に行く予定だけど、どんな服装やコーデがベスト?
気をつける点などあれば合わせて知りたいな。
10月に引き続き、平均気温は20℃前半と比較的過ごしやすい時期です。
また、半袖よりも長袖を着る日が多くなり、季節の移り変わりを感じ始める頃でもあります。
ただし、急に夏日に逆戻りすることもあるので、体調を崩しやすい側面も。
ということでこの記事では、台北11月の気候の特徴と、台北に住んでみてわかった服装選びで気をつける点についてまとめました。
参考になれば幸いです。
この記事でわかること
- 台湾・台北11月の気候の特徴
- 旅行中の服装で気をつけること
11月平均気温
2021年11月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(%) | |
台北 | 21.2 | 29.7 | 13.9 | 70.0 | 78 |
台中 | 22.4 | 32.3 | 13.6 | 5.5 | 72 |
台南 | 23.2 | 32.7 | 15.7 | 6.5 | 73 |
高雄 | 24.6 | 31.7 | 17.7 | 14.5 | 71 |
2022年11月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(%) | |
台北 | 23.6 | 31.3 | 17.2 | 119.5 | 83 |
台中 | 24.6 | 33.2 | 19.6 | 19.5 | 78 |
台南 | 25.1 | 31.7 | 20.1 | 1.0 | 81 |
高雄 | 25.0 | 32.9 | 19.9 | 0.1 | 84 |
参考:中央氣象局
北部と南部では気候帯が違う
台湾は、北部が亜熱帯、南部が熱帯となっています。
ですので、必然的に南部の方が暖かいです。
この記事は、首都台北(亜熱帯)の天気・服装について書いていますので、参考にされる際はその点だけご了承ください。
台北・11月の気候の特徴
平均気温は20℃前半
平均気温は20℃前半と過ごしやすい時期です。
服装は、半袖よりも長袖を着る日が徐々に多くなり、日本の夏の終わりから秋頃の気候と言えます。
最低気温は20℃を下回ることがある
気温が20℃を下回ってくると、上着を着た人を見かけるようになります。
台湾の20℃は日本の20℃よりもかなり肌寒く感じるため、注意が必要です。
最高気温は30℃を超える日も
一方で、急に真夏日に逆戻りしたりと気の抜けないのが台湾の気候でもあります。
上記の理由から、台湾人は本格的な冬に入るまで衣替えをしません。
(ほとんど片付けてしまった後に夫から、また真夏に逆戻りだよと言われてテンション一気に下がる・・・。)
11月は、出発直前の天候で服装を判断することをオススメします。
雨量は少ないので観光しやすい
台北11月 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
雨量(mm) | 13.8 | 21.5 | 70.0 | 119.5 |
降水日数(日) | 11日 | 10日 | 12日 | 5日 |
11月は一年の中でも特に雨量の少ない時期です。
まさに観光しやすいベストシーズンと言えますね。
知っておきたい知識
服装は直前の気温・天気で判断する
台湾の気温は東南アジアのように、安定していません。
平均気温だけを見ると、とても温暖で過ごしやすい気候に思えます。
ただし、平均気温というのはあくまで平均気温です。
30度を超える日と20度を下回る日があれば、平均気温は過ごしやすい気温となりますよね。
ここにあったか落とし穴。
また、台湾の気候は、基本的に日本の気候と連動しています。
そのため、日本が急に暑くなったり寒くなったりすれば、台湾も同じように変化します。
台湾に行く前に日本が急に寒くなれば、台湾も同じように寒くなっていると頭に入れておいてください。
体感気温をチェックする
台湾は、気温と体感気温に差があることが多々あるため、必ず体感気温をチェックするようにしましょう。
気温が20℃以下だと
台湾の冬は中国語で「濕冷」と言い、日本の乾燥した寒さとは違い、実際の気温よりもかなり肌寒く感じます。
天気の良い悪いでも変わってきますが、気温が20℃以下の場合、体感気温はマイナス3℃〜5℃になるイメージです。
仮に、台湾の今の気温が20℃なら、体感気温は15℃〜17℃くらいだど思っておきましょう。
気温が25℃以上だと
一方で、気温が25℃を超える場合、体感気温はプラス3℃〜5℃くらいになります。
写真はある日の台北。気温は28℃ですが、体感気温は32℃でした。
気温と体感気温に差が生まれるのは、湿度が関係しているためと考えられます。
夏場は蒸し暑く、冬は冷たい空気がひんやりと体にまとわりついているようななんとも言えない冷たさに。
目安
経験上では、下記のようになると感じています。(あくまで個人的な感想ですので、参考程度としてくださいね)
- 25℃以上・・・体感気温はプラス3℃〜5℃
- 21℃〜24℃・・・気温と体感気温に大差なし
- 20℃以下・・・体感気温マイナス3℃〜5℃
台湾の20度は、ユニクロのウルトラダウンを着るくらいの温度であり、思っている以上に寒いのでご注意ください。
室内は冷房がガンガンに効いている
台湾は、冬よりも長い夏を快適に過ごす仕様になっており、室内に入ると肌寒い時期でも冷房が効いています。
寒がりな方は、厚手の羽織りもの(パーカーなど)を準備しておく・首を冷やさないようにストールを準備するなど、自分で防寒対策するように心がけましょう。
旅行中に風邪をひく事がないように、くれぐれもお気をつけください。
ホテルは暖房設備がないことがある
ホテルも例外なく夏仕様となっており、暖房器具がないことがあります。
暖房と書いていても、実は送風だったということも。
台湾は、室内では暖を取れないものだとあらかじめ理解しておくと、後々がっかりせずに済みます。
寒がりな方は、パジャマも厚手のものを持っていくなど、工夫をしてくださいね!
日本ほど清潔ではない
ローカルの食堂や夜市の店内は、あまりキレイではありません。
簡易なテーブルと椅子が置いてあるだけで、床にゴミが落ちていることも。
お気に入りの服装でくると絶対に後悔します。
動きやすくて、汚れてしまっても大丈夫な服装でくることをオススメします。
11月の服装と靴
まずは、台湾旅行に行く時の天気・気温をチェックしましょう。
台湾のサイト: 中央氣象局
日本のサイト:日本気象協会
気温が25℃以上の場合
日中は半袖でOK!
ただし、夜は気温がぐっと下がるため、カーディガンなどの羽織るもの(寒がりな方はプラスで上着)を準備しておくと◎。
- 半袖
- カーディガン(上着)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
気温が20℃前半の場合
日中の気温が20℃前半であれば、長袖+カーディガンでちょうどいいくらいです。
(女性の場合、半袖だと肌寒く感じる可能性あり)
また夜は20℃を下回ってくるため、プラスで上着があれば尚安心です。
- 長袖
- カーディガン
- 上着
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
本格的な冬用のコートまでは必要ありませんが、厚手の上着があると◎
ズボン選びで気をつけること
ワイドパンツはおすすめしません!
今流行りのワイドパンツ・ガウチョパンツ・バギーパンツなどは、台湾旅行ではあまりオススメしません。
台湾の道路はそこまで綺麗ではなく、またトイレの床も日本のように清潔でないことが多いからです。
ワイドパンツを履いていた場合、トイレでズボンを脱ぐと確実に裾が床についてしまうんですよね。
注意しながら用を足していても、ウッカリ手を離してしまって濡れてしまった時のショックといったら・・・
それ以来、ワイドパンツを履くのをやめました。
おしゃれを取るか実用性を取るか悩ましい所ではありますが、個人的は台湾旅行でワイドパンツは不向きだと思います。
靴
ヒールの靴は避けた方がいいです。
というのも、台湾は段差が多くヒールだと歩くのに疲れてしまうからです。
スニーカーか、もしくは普段履き慣れた歩きやすい靴を選ぶことをオススメします。
カバン
旅行中のかばん選びは色々と悩みますよね。
台湾は治安はいいですが、やはり観光地にいると狙われやすくなるため注意が必要です。
また、ローカルの食堂の椅子は背もたれのないタイプなので、その点も考慮した上でバッグを選ぶようにしましょう。
下記に、台湾旅行でオススメのカバンの種類と、盗難防止に役立つかばんの整理の仕方をまとめました。
≫ 台湾旅行の鞄はリュックorショルダーバッグ?収納方法にも工夫を!
その他準備
ポケットWi-Fi
台湾には無料で使える公共のフリーWi-Fiがありますが、接続が不安定なこともあるので注意が必要です。
旅行中にネットを不自由なく使いたい場合は、ポケットWi-Fiをレンタルしておけば安心です。
レンタル会社は色々ありますが、台湾旅行でオススメは、下記の二つ。
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尚、繁忙期は両者ともに予約ですぐにいっぱいになるため、必要な場合は早めに予約しておきましょう。
≫ 台湾旅行でwifiが必要なワケと4G無制限の「格安レンタルwifiまとめ」
海外旅行保険に入る
短期旅行だと海外旅行保険に入らなくてもいいかと安易に考えている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
ただし何かあったとき、言葉の通じない国で病院を自力で探して行くというのは実際問題かなり大変です。
私は台湾旅行の際に胃腸炎になり点滴を打った経験があるため、万が一に備えて保険には入ることをオススメします。
保険は色々ありますが、おすすめは三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』
安く、さらにはネットで申し込みが完結するのでとても便利です。
ただやはり、たかが3・4泊の旅行のために保険代を払うのは勿体無いとも思いますよね。
その場合は、クレジットカードの付帯保険を上手く利用しましょう。
どんなクレジットカードがいい?
クレジットカードに海外旅行保険が付帯していればどれでもいいというわけではなく、下記の条件を満たしているのもがベストです。
- 自動付帯(カードを持っていくだけでOK)
- 治療費用の補償額が高い
- キャッシュレス診療OK
キャッシュレス診療とは、現地で診療費を払う必要がない診療のことです。
はじめにサポートデスクへ連絡する必要はありますが、通常、旅行中は必要な現金しか持っていないのでとても助かります。
ご自身が現在持っているカードの中に上記条件を満たしているものがあれば、上手く活用してみましょう。
もしも、条件を満たすカードを持っていない場合にオススメなのが、【エポスカード】
エポスカード
年会費無料
自動付帯
キャッシュレス診療
治療費用の補償額:ケガ(障害)200万・病気(疾病)270万と高額
※一般的に台湾旅行で十分な保険金額と言える目安は「治療費用300万」と言われているので、クレジットカードの付帯でこの補償額というのは申し分のない内容です
詳細はこちら ≫エポスカード
年に一回でも海外旅行に行く方は、持っておいて損のないカードです。
最後に
11月は雨が少なく、また暑すぎることもないのでとても過ごしやすい時期です。
ただ、急に気候がガラッと変わることがあるので、その点はだけ要注意。
台湾に来られる際は、平均気温だけを頼りにして服装を決めるのではなく、直前の天候・気温で服装を考えるようにしてみてくださいね。
参考になれば幸いです。
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