観光・街歩きをする際のバッグはどんなものが最適?
日本と同じでも問題ないのかな?
海外旅行の際に持っていくカバンですが、ネットではいろんな意見が飛び交っていて本当に悩みますよね。
私は現在台湾に住んでいますが、実際のところ治安はとてもいいです。
しかしながら、観光地で観光をしている日本人は狙われやすいため、バッグ選びはとても重要だと思います。
旅行用のカバン候補になるのが、リュックとショルダーバッグ。
今回は、この二つのカバンのどちらを選ぶべきか、またスリ対策に役立つ収納方法について書いてみました。
この記事でわかること
- 台湾旅行におすすめのカバン
- スリ対策に役立つ収納方法
台湾は安全でも日本人は狙われる
冒頭にも書いた通り、私は現在台湾で暮らしています。
今まで危険な目にあった事はありませんし、普通に生活する分にはとても安全な国だと感じています。
でも、安全な国だからといって油断は禁物。
なぜなら、台湾がいくら安全な国でも、観光地にいる日本人は狙われやすいからです。
スリ対策で出来ることは全てやる
ネット上には様々な意見があります。
チャックのないトートバッグでも大丈夫だった!日本と同じでも問題なかった!という意見も。
実際に経験して書いているはずなので、嘘偽りはないはずです。
でも、それを鵜呑みにして、いざ自分がスリに遭ってしまったら意味がないですよね。
というのも、海外で何か被害にあうというのは、言葉の壁がある分想像以上に大変だからです。
楽しい旅行になるように、できる対策をしておくに越したことはありません。
知っておきたい
観光の際のカバンはリュックかショルダーバッグか
旅行用のカバンで候補に上がるのが、リュックとショルダーバッグ。
確かにリュックは何かと便利ですが、観光地巡りをする場合には盗られないように細心の注意を払う必要があります。
下記に当てはまるならリュックでも問題ないと思いますが、そうでない場合はショルダーバッグの方が無難です。
これに当てはまるならリュックという選択肢もあり!
- 普段からリュックを日常的に使用していて使い慣れている
- リスク管理ができる
ポイントは、“普段からリュックを使っているか” です。
日常的にリュックを使用していて使い慣れているなら、リスク管理の意識もあるはずなので問題ないと思います。
けれども、普段リュックをほとんど使っておらず旅行用に購入を考えている場合、私自身の経験から正直あまりオススメはしません。
その理由を下記にまとめてみました。
リュックをおすすめしない理由
使い慣れていないと不安で仕方がない
私はショルダーバッグ派でリュックを持っていなかったのですが、パソコンを入れて持ち運ぶために新しく購入。
何がかというと、普段、横か前にあるカバンが完全に後ろにあるという何とも言えないこの不安。
ソワソワして、気づいたら終始前に抱きかかえるように持っていました。
人それぞれかもしれませんが、使い慣れていないと中身が無事かとても気になります。
肩紐が滑る
服との組み合わせによっては、リュックの肩紐がスベる。
ウィンドブレーカーを着ていた時のことです。
滑り止めのついてない肩紐だったため、ツルツル滑って常に手で押さえておかなくてはならず、とても不便でした。
リュックを購入される際は、その辺もチェックする必要あり。
「日本人+リュック」の組み合わせ
日本人で更にリュックで、観光に夢中となると、スリからしたら狙いやすいはず。
なぜなら相手はプロですからね。
なので、この危険な組み合わせを避けること自体が、スリ対策になります。
注意散漫になっている時のリュックは危険
台湾の雨季は、びっくりするくらい雨が降ります。
そんな時、傘をさしながらリュックにまで気を配れるかというと、そうもいかないものです。
また、お土産をたくさん買って両手が塞がっていて、お土産の方が気になってしまっている状態ともなると余計に。
もしカッパを着る場合、ものを取り出すのにも不便です。その辺も考慮しなくてはなりません。
夏にリュックは暑い
どこがアツいかというと、背中がアツいです。夏場リュックを背負って外を歩くのは、思っている以上に過酷です。
湿気大国の台湾だとなおさらで、冗談抜きにベットベトになります。
夏場はむしろ、リュックはおすすめしません。
それ以外はショルダーバッグが無難
リュック慣れしておらず少なからずスリの心配をするなら、ショルダーバッグを。
オススメのポイントは下記の通り。
ココがおすすめ
- 体の前に持っておける
- 取り出しやすい
- 両手が空いている
どんなショルダーバッグがいい?
ファスナーか蓋が付いているもの
ショルダーバッグでも、口が開いていて中身が丸見えのタイプはあまりよくありません。
観光に夢中になっている時に取られる可能性があるからです。
ファスナーか蓋が付いていて中身が見えないものを選ぶ方が安全です。
500mlのペットボトル・折りたたみ傘が入るサイズ
夏(5月〜9月)に台湾に行く場合は、ペットボトルと折りたたみ傘は必須アイテムです。
台湾の夏は蒸し暑く汗を沢山かくため、小まめに水分補給が必要です。
また、ローカルのお店では日本のように水が出てこないので、その点も注意。
そして、夏場は通り雨が多いので、傘は必須アイテムです。
以上のことから、この二つが入る少し大きめのサイズがベストです。
中身はポーチに分けて収納しスリ対策を
ポーチに収納できるものは全てポーチに収納します。
お金もお財布ではなくポーチに。
こうしておくと、自分以外はどこに何があるのかわからないので、盗まれにくいです。
ポイントは、一つにまとめずに、3・4個に分けておくこと。
ポーチがいくつもあると、他人が見た時に、どこに貴重品が入っているのか一瞬では判断できません。
実際、治安の悪い国へ行った時に、この方法でスリが躊躇している間に気がついて事なきを得た経験があるので、かなりオススメです。
中身一覧
1.ペットボトル
夏場は特に必須です。観光中は、こまめに水分補給を。
2.タオル
本当に暑いので、夏場は大きめのサイズがあると重宝します。
3.大きめポーチ
・ガイドブック
ガイドブックはかさ張るので持ち歩きたくない場合は、ブック放題を利用すれば月額500円(税抜)で「るるぶ」が読み放題です。
・ノートとペン
・封筒の中にパスポートのコピーと海外旅行保険の保険証券
パスポートを携帯するか問題。台湾では、コピーでいいかなというのが私個人の意見です。
コピーでは心配だなという場合は、ここにパスポートを入れて持ち歩いてください。
4.サングラス
必要であれば。
5.折り畳み傘
雨季は必須。
朝晴天でも、お昼頃には雷&土砂降りになっていることも。朝から雲行きが怪しければ、カッパの準備もあれば尚よし。
6.化粧ポーチ
中身は人それぞれだと思いますので、必要なものを持ち歩いてください。
7.薬
・風邪薬
・胃薬
・下痢止めの薬
などなど。万が一観光中に体調が悪くなってしまった時のために。
8.お財布代わりにお金を入れるポーチ
日本円は持ち歩きません。台湾ドル専用のポーチを用意。
オススメは、写真のようにポケットがあり別れているタイプ。お札と小銭を分けて入れることができます。
また、使わなくなったお財布でもいいですが、わかりやすいものほど盗られやすいのでご注意を。
その点、ポーチにお金が入っていると、本人以外どれがお財布かわからないので、スリ対策になります。
9.クレジットカードと予備のお金
クレジットカードは財布とは別のポーチに入れておきます。
台湾だと、クレジットカードを使う機会は少ないので、分けておく方が◎
あとは、万が一財布を盗られてしまった時のために、こちらにもお金を入れておきます。
海外旅行保険付きで補償内容が充実しているクレジットカードは【エポスカード】
年会費無料なので、海外旅行によく行くなら持っておきたいカードです。
10.パーカー
夏場、外は暑いですが、店内は冷房がガンガンにかかっていて寒いので、羽織るものがあると重宝します。
11.小さめポーチ
・ウナ(夏)
・日焼け止め(夏)
・ビニール袋とエコバッグ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
台湾は、基本的にレジ袋が有料です。そのため、ビニール袋とエコバッグを持っておくと、何かと便利です。
12.ドリンクホルダー
至る所にあるドリンクスタンド。2018年からついに、ドリンクスタンドでもビニール袋が有料に!
常に手に持っていると邪魔になるので、あると便利なドリンクホルダー。
露店で売っているので、台湾旅行の思い出にぜひ。
必要であれば:Wi-Fiルーター
台湾には無料で使える公共のフリーWi-Fiがありますが、接続が不安定なこともあるので注意が必要です。
旅行中不自由なくネットを使いたい場合は、Wi-Fiルーターをレンタルしておけば安心です。
日本国内で受取るなら
台湾データ
往復宅配料無料(国内受け取り)
4G(LTE)回線が無制限で使える
3日間で2,370円と格安
本体代以外に不必要なお金がかからない
台湾最大手「中華電信社」の回線でサクサク動く
詳細はこちら≫台湾データ
尚、繁忙期は両者ともに予約ですぐにいっぱいになるため、必要な場合は早めに予約しておきましょう。
レンタル会社は色々ありますが、台湾旅行でオススメは、下記の二つ。
台湾の空港で受け取るなら
SakuraMobile海外Wifi
台湾現地空港で(桃園空港・台北松山空港)で受取・返却ができる!
4G(LTE)回線が無制限で使える
3日間で2,040円と格安
現地空港受取なら送料無料
台湾最大手「中華電信社」の回線でサクサク動く
詳細はこちら≫ 【SakuraMobile海外Wifi】
バッグに入れてみる
今回は、W30㎝・H30㎝・D13㎝のサイズのカバンに入れてみました。
全てを入れてみるとこんな感じに。まだ少し余裕があるので、何か購入した際にも物を入れることができます。
バッグ選びの時のサイズの目安にしてみて下さい。
おすすめ
丈夫で旅行用のカバンとして人気なのが、マンハッタンポーテージのバッグ↓
最後に
できる対策は全てしておくに越したことはありません。
旅行は、楽しんで無事に帰国することが何より大切です。
台湾は安全な国ですが、外国であるということをどうか忘れないでくださいね。
また、ルールに関しても日本とは異なる部分があるので、旅行に行く前はそういった情報もチェックしておくと安心です。
台湾旅行が楽しい思い出となりますよう、参考になれば幸いです。
関連記事
≫ 2泊3日台湾旅行の準備・持ち物まとめ。必要・不必要な物とは?
≫ 台湾のトイレ事情。紙が流せるかは注意書きを見て判断する!