台湾旅行は、どんな服で行けばいい?
服装選びで気をつける点があれば、詳しく知りたいな。
台湾で生活を始めるまでは、台湾は常夏だと思っていました…
が、しかし!
実際は、全くそんなことはありません!!
台湾にも冬があり、思いの外寒いです。
また、台湾は湿度が高いため、日本のようなカラッとした空気ではないので要注意。
この記事では、台北在住8年の筆者が、
- 台湾の年間気温と特徴
- 服装選びで気をつけること
について詳しく解説致します!
台湾主要都市の年間気温グラフ
2023年の台北市と高雄市の年間気温は下記の通りです。
【2023年】台北の年間気温
台北市 | 2023年(℃) | 平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(mm) | 雨量(%) | 平均湿度
1月 | 17.0 | 28.2 | 8.5 | 28.0 | 77 |
2月 | 17.5 | 28.1 | 11.8 | 37.5 | 78 |
3月 | 20.0 | 32.6 | 12.6 | 23.5 | 72 |
4月 | 22.6 | 33.1 | 16.5 | 109.5 | 75 |
5月 | 25.8 | 35.0 | 18.6 | 182.5 | 76 |
6月 | 28.8 | 36.2 | 22.9 | 482.0 | 79 |
7月 | 30.4 | 37.9 | 24.8 | 119.0 | 73 |
8月 | 29.7 | 37.6 | 23.7 | 459.5 | 77 |
9月 | 29.0 | 35.5 | 23.1 | 153.0 | 77 |
10月 | 25.3 | 32.8 | 20.1 | 87.0 | 80 |
11月 | 22.4 | 32.8 | 12.4 | 17.0 | 73 |
12月 | 18.8 | 30.2 | 9.6 | 89.0 | 81 |
【2023年】高雄の年間気温
高雄市 | 2023年(℃) | 平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(mm) | 雨量(%) | 平均湿度
1月 | 18.6 | 30.1 | 9.0 | 0.5 | 77 |
2月 | 19.8 | 31.8 | 11.5 | 0.5 | 74 |
3月 | 21.6 | 32.1 | 11.3 | 0.5 | 72 |
4月 | 25.6 | 34.4 | 18.7 | 2.5 | 74 |
5月 | 27.3 | 35.8 | 21.2 | 62.0 | 78 |
6月 | 28.8 | 34.1 | 23.9 | 350.5 | 82 |
7月 | 28.9 | 35.6 | 23.2 | 276.5 | 82 |
8月 | 28.1 | 34.2 | 24.2 | 519.0 | 88 |
9月 | 28.0 | 33.7 | 24.0 | 432.0 | 86 |
10月 | 26.5 | 33.3 | 21.0 | 26.5 | 83 |
11月 | 23.5 | 33.9 | 13.0 | 0.0 | 76 |
12月 | 20.9 | 31.5 | 11.1 | 10.0 | 78 |
台湾の気候の特徴と注意点
台湾の気候の特徴と服装選びの注意点をまとめました。
夏が長い台湾では、基本的に全てが夏仕様になっています。
日本とは異なる部分があるため、ご注意下さい。
台湾の服装でタブーは特になし
台湾の服装でタブーは特にありません。
むしろ、台湾人は他人がどんな服を着ているかに興味がないので、日本よりも自由な印象を受けます。
みんな着たい服を着ていて、アラフォーの私が素足で短パンを履いていても誰も気にしません。笑
台湾旅行の際は、
日本では着たいけど着れない服にチャレンジするのもアリかも!?
日本ほど清潔ではない
ローカルの食堂や夜市の店内は、お世辞にもキレイとは言えません…
簡易なテーブルと椅子が置いてあるだけで、床にゴミが落ちていることも。
できれば、動きやすくて汚れてしまっても大丈夫な服装がおすすめです。
湿度が高い
台湾は、年間を通して湿度が平均で70〜80%ほどあります。
湿度が高いせいで実際の気温と体感温度に差が生じるため、必ず体感温度をチェックするようにしましょう。
体感温度の目安
- 25℃以上 体感温度はプラス3℃〜5℃
- 21℃〜24℃ 気温と体感温度に大差なし
- 20℃以下 体感温度マイナス3℃〜5℃
8年台北に住んでいる経験上では、上記のようになると感じています。(あくまで個人の感覚ですので、参考程度としてください)
夏は体感温度が気温+3℃〜+5℃
夏は体感温度が気温よりも+3℃〜+5℃になります。
気温は30℃後半でも体感温度は40℃超えのことがしばしば。
また、台湾は湿度が高いため、ジメジメとした空気が常にまとわりつくような暑さが特徴的です。
日本のようなカラッとした暑さとは違い、体力をあっという間に奪われるのでご注意下さい。
冬は体感温度が気温−3℃〜−5℃
逆に冬は、体感温度が気温よりも−3℃〜−5℃になります。
日本の乾燥した寒さとは異なり、実際の気温よりもかなり肌寒いです。
例えるならば、
生乾きの服を常に身に纏っているような感じで、体が芯から冷えます…
夏の服装選びの注意点
夏の服装選びの注意点はこの2つ↓。
台風・スコールに注意
夏は台風とスコールのシーズンです。
特にスコールは、天気が急に変わるため要注意。
朝は晴天だったのに、14時〜16時あたりにかけて土砂降りの雨に…
そして、豪雨の台湾で一番注意しなくてはならないのが「道路の冠水」です。
台湾はインフラ設備が整っていない部分が多少なりともあり、大雨になると排水が追いつかずに行き場をなくした雨水が道路に溢れてきます…
夏の服装は、短パンや濡れてもOKなサンダルがおすすめです。
室内は冷房が効きすぎて寒い
また、夏の台湾で注意しないといけないのが、室内と屋外の気温差です。
というのも、
台湾は室内の冷房が効きすぎていて、とてつもなく寒いんです…
特にMRT(地下鉄)やバスはクーラーの効きがいいので、汗をかいたまま乗ると一気に体が冷えます。
体が冷えやすい女性は羽織物の準備など、冷房対策をお忘れなく!
冬の服装選びの注意点
冬の服装選びの注意点はこの2つ↓。
冬は意外と寒い
台湾は常夏のイメージがありますが、冬は最低気温が10前後まで下がる日もあり、かなり寒いです。
また、先ほども書きましたが、湿度が高いためより寒く感じます。
台湾の20度は、ユニクロのウルトラライトダウンを着るくらいの寒さ
日本の感覚とは異なるので、冬の台湾旅行はご注意下さい。
暖房は基本的にない
私が台湾で生活を始めて一番びっくりしたことなんですが、台湾は基本的に暖房設備がありません。
日本は、冬になると電車・店内では暖房がガンガンと効いていて暑いくらいですよね。
でも台湾は、暖房はなく湿気対策のために送風がかかっています。
お店も例に漏れず、ローカル食堂・レストラン・百貨店も暖房がありません!
ホテルも例外なく夏仕様となっており、暖房と書いているのに送風だった…という事が何度もありました。
台湾は日本と違い、室内で暖を取れる場所がないと心得ておきましょう
寒がりな方は、
- マフラー
- ホッカイロ
- 厚手のパジャマ
などを準備し、防寒対策を忘れずに。
【台湾旅行】季節別おすすめの服装
続いて、季節別おすすめの服装をご紹介致します。
1月・2月
- 冬用コート
- 長袖インナー(気温によってはヒートテックもあり)
- ニットやパーカーなどのトップス
- 動きやすいズボン・スカート
- スカートの場合は厚手のタイツ
- スニーカー(歩きやすい靴)
基本的に日本の12月の服装でOK。
日本の20℃と台湾の20℃は体感温度が異なるため、コートは必須です。
寒がりな方は、使い捨てカイロもあった方が安心ですよ。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾の冬1月・2月の気温と服装選びのコツ!寒さ対策必須
3月
- アウター(ウルトラライトダウンなど)
- 長袖インナー
- トレーナーやパーカーなどのトップス
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
基本的に日本の3月の服装と同じで問題ないです。
ただし、20℃を下回る場合は日本の20℃よりも肌寒く感じるのでご注意ください。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾3月の気温と服装選びのコツ!意外と寒いので注意
4月
- 羽織物や薄手のアウター
- 長袖トップス
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやフラットシューズ(歩きやすい靴)
最高気温が25℃を超えない場合は、半袖よりも長袖がオススメです。
また、天気が悪いと寒く感じるため羽織物や薄手のアウターはマストアイテム!
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾4月の気温と服装選びのコツ!気温差が激しい時期
5月
- カーディガンやシャツなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル
- 雨の場合はレインシューズがあると◎
最低気温が25℃を超えている場合は、基本的に夏服でOK。
ただし、室内はクーラーが効いていて寒いので羽織物を持参するようにしましょう。
【台北在住者が解説】台湾5月の気温と服装選びのコツ!夜は肌寒いので注意
6月
- カーディガンやシャツなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル(濡れても乾きやすい靴が◎)
最低気温も20℃前半なので、基本半袖でOK。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾6月の気温と服装選びのコツ!スコール対策必須
7月・8月
- カーディガンやシャツなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル(濡れても乾きやすい靴が◎)
基本的に日本と同じ夏服でOK。
室内はクーラーが効いて寒いので、羽織物を準備。
また、寒がりな方はプラスでストールなどを持参し冷房対策を。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾の夏7月・8月の気温と服装選びのコツ!台風のシーズン
9月
- カーディガンやシャツなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル(濡れても乾きやすい靴が◎)
最低気温が25℃を超えている場合は、基本的に夏服でOK。
日中は30℃越えでも夜25℃以下になる場合は、パーカーなどの厚手の羽織物があると安心です。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾9月の気温と服装選びのコツ!雨と気温差に注意
10月
- 羽織物や薄手のアウター
- 半袖トップス
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやフラットシューズ(歩きやすい靴)
基本的に日中は半袖でOK。
ただし、夜は気温がぐっと下がるため、カーディガンなどの羽織物(寒がりな方はプラスでアウター)を準備しておくと◎。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾10月の気温と服装選びのコツ!夜は肌寒いので注意
11月
- 長袖+薄手の羽織物(カーディガン・シャツ)
- 上着(パーカー)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
日中の気温が20℃前半であれば、長袖+薄手の羽織物でちょうどいいです。
また夜は20℃を下回ってくるため、本格的な冬用のコートまでは必要ありませんが、プラスでパーカーなどの上着があれば更に安心です。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾11月の気温と服装選びのコツ!過ごしやすい季節
12月
- コート(ウルトラライトダウンなど)
- 長袖インナー(気温によってはヒートテックもあり)
- ニットやパーカーなどのトップス
- 動きやすいズボン・スカート
- スカートの場合は厚手のタイツ
- スニーカー(歩きやすい靴)
基本的に日本の12月の服装でOKです。
日中も20℃を下回るとかなり寒いため、コートはあった方がいいです。
また、素足ではとても過ごせないので、スカートの場合は厚手のタイツを履くことをお勧めします。
詳細は下記記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。
【台北在住者が解説】台湾12月の気温と服装選びのコツ!夏日もあるので要注意
台湾の年間気温と服装選びまとめ
以上が、台湾の年間気温と服装選びについてでした。
その他、台湾旅行の準備はバッチリですか?
海外旅行で忘れ物があると大変なので、「台湾旅行持ち物リスト」の記事でチェックしてみて下さいね!
楽しい台湾旅行となりますように♪
関連記事