
3月に台湾旅行で首都・台北に行くので、どんな服装で行けばいいのか知りたい。
30℃を超える日もあるみたいだけど、半袖で行っても大丈夫?
私は現在台北に住んでいますが、台北の3月はコートを着る日も多くまだまだ寒いです。
3月後半あたりから徐々に暖かくなり過ごしやすい気候となるので、この時期は季節の変わり目と言えます。
ということで今回は、首都・台北の3月の気候の特徴と、服装選びで気をつける点についてまとめてみました。
この記事でわかること
- 台湾・台北3の気温と特徴
- 旅行中の服装で気をつけること
目次
3月平均気温
2021年3月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(%) | |
台北 | 20.3 | 30.4 | 11.9 | 77.5 | 83 |
台中 | 21.5 | 31.4 | 12.7 | 29.0 | 73 |
台南 | 22.4 | 30.7 | 14.7 | 5.0 | 74 |
高雄 | 23.6 | 30.2 | 17.5 | 0.0 | 73 |
2022年3月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(% | |
台北 | 21.1 | 30.0 | 11.9 | 197.5 | 76 |
台中 | 21.5 | 30.7 | 10.2 | 149.0 | 76 |
台南 | 23.0 | 31.9 | 11.5 | 27.0 | 76 |
高雄 | 23.1 | 32.1 | 10.3 | 23.5 | 79 |
参考:中央氣象局
北部と南部では気候帯が違う
台湾は、北部が亜熱帯、南部が熱帯となっています。
ですので、必然的に南部の方が暖かいです。
この記事は、首都台北(亜熱帯)の天気・服装について書いていますので、参考にされる際はその点だけご了承ください。
3月の気候の特徴
平均気温は20℃前後に
台湾は、3月に入るとだんだんと暖かくなり始めます。
平均気温も20℃前後に上昇し、過ごしやすい気候に。
とは言っても、3月前半はまだまだコートが必要な寒さです。
3月後半に入ってやっと、コート無しでも過ごせる日が増えてくるという印象です。
最高気温は30℃を超えるが日があるが・・・
また、最高気温が30℃を超える日がありますが、これはほんの数日の話です。
台湾は常夏のイメージがあるようですが、実際はそんなこともなく、3月はまだ半袖を着る機会はほとんどないのでご注意ください。
3月は雨の日が多い
台北3月 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
雨量(mm) | 184.2 | 245.5 | 77.5 | 197.5 |
降水日数(日) | 16日 | 17日 | 8日 | 11日 |
参考:中央氣象局
3月も引き続き、雨の日が多くなります。
2021年3月に関していうと、例年になく雨の日が少なく観光しやすい天気でした。
ただし、台北の3月は基本的には月の半分以上が雨の日となりますので、雨具は必須アイテムです。
気をつける点
服装は直前の気温・天気で判断する
台湾の気温は東南アジアのように、安定していません。
平均気温だけを見ると、とても温暖で過ごしやすい気候に思えます。
ただし、平均気温というのはあくまで平均気温です。
30度を超える日と20度を下回る日があれば、平均気温は過ごしやすい気温となりますよね。
ここにあったか落とし穴。
また、台湾の気候は、基本的に日本の気候と連動しています。
そのため、日本が急に暑くなったり寒くなったりすれば、台湾も同じように変化します。
台湾に行く前に日本が急に寒くなれば、台湾も同じように寒くなっていると頭に入れておいてください。
冬は気温マイナス3℃〜マイナス5℃が体感気温だと思っておく
台湾の冬は「濕冷」
「今日の気温は20度だからそこそこ暖かいはず。」
ここにも落とし穴が・・・。
台湾の冬は、中国語で「濕冷」と言われ、日本の乾燥した寒さとは違い、実際の気温よりもかなり肌寒く感じます。
気温が20℃以下だと
天気の良い悪いでも変わってきますが、冬場は気温のマイナス3℃〜5℃が体感気温になるイメージです。
仮に、台湾の今の気温が20℃なら、体感気温は15℃〜17℃くらいだど思っておきましょう。
気温が25℃以上だと
ただし、25℃を超える場合は、逆に体感気温はプラス3℃〜5℃くらいのイメージになります。
現在28℃ですが、体感気温は32℃となっており、かなり暑く半袖で過ごしています。
気温と体感気温に差が生まれるのは、湿度が関係しているためと考えられます。
夏場は蒸し暑く、冬は冷たい空気がひんやりと体にまとわりついているようななんとも言えない冷たさに。
体感気温をチェック
- 25℃以上・・・体感気温はプラス3℃〜5℃
- 21℃〜24℃・・・気温と体感気温に大差なし
- 20℃以下・・・体感気温マイナス3℃〜5℃
経験上では、上記のようになると感じています。(あくまで個人的な感想ですので、参考程度としてくださいね)
台湾の20度は、ユニクロのウルトラダウンを着るくらいの温度であり、思っている以上に寒いのでご注意ください。
日本のように室内で暖を取れない
日本は、冬になると電車・店内では暖房がガンガンと効いていて暑いくらいですよね。
でも台湾は、まさかのクーラーがかかっていることがあります。
特に市バスは、冬でもクーラーがついていて、長時間乗っていると体が芯から冷えるのでホッカイロは必須アイテム。
全てが夏仕様
夏が長いためか、家のエアコンは冷房のみの家庭が多いです。
私の家のエアコンも冷房のみで、暖房のスイッチがないのを疑問に感じ夫に確認した結果、この事実を知りました。
(知りたくなかった・・・)
台湾は、冬よりも長い夏を快適に過ごす仕様になっています。
そのため、日本のように、外が寒くても室内に入れば暖がとれるというシステムにはなっていないので、自分で防寒対策するように心がけましょう。
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ホテルも暖房設備がないことがある
ホテルも例外ではなく、暖房器具がないことがあります。
暖房と書いていても、実は送風だったということも。
台湾は、室内では暖を取れないものだとあらかじめ理解しておくと、後々がっかりせずに済みます。
寒がりな方は、パジャマも厚手のものを持っていくなど、工夫をしてくださいね!
日本ほど清潔ではない
ローカルの食堂や夜市の店内は、あまりキレイではありません。
簡易なテーブルと椅子が置いてあるだけで、床にゴミが落ちていることも。
お気に入りの服装でくると絶対に後悔します。
動きやすくて、汚れてしまっても大丈夫な服装でくることをオススメします。
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3月の服装と靴
まずは、台湾旅行に行く時の天気・気温をチェックしましょう。
台湾のサイト: 中央氣象局
日本のサイト:日本気象協会
気温20℃以下の場合
日本も3月はまだコートを着ていると思うので、基本的に日本の服装と同じで問題ないです。
20℃を下回る気候だと、日本の20℃よりも肌寒く感じるのでご注意ください。
3月前半は素足ではまだ寒く、後半になると素足でも大丈夫な日があるかなという感じです。
- コート(暑がりな方はウルトラダウンなど軽量なもので温度調節を)
- インナー(長袖)
- 長袖の羽織物など
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
気温20℃を上回る場合
日中はコート無しでもOKです。
ただし、25℃以下の場合は半袖ではなく長袖の方がいいです。
また、まだまだ夜は寒いので、カーディガンとウルトラダウン(防寒ジャケット)なども念のために用意しておくとなお良しです。
- ウルトラダウン(防寒ジャケット)
- インナー(長袖)
- カーディガンも念のため準備
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカー(歩きやすい靴)
靴
ヒールの靴は避けた方がいいです。
というのも、台湾は段差が多くヒールだと歩くのに疲れてしまうからです。
スニーカーか、もしくは普段履き慣れた歩きやすい靴を選ぶことをオススメします。
カバン
旅行中のかばん選びは色々と悩みますよね。
台湾は治安はいいですが、やはり観光地にいると狙われやすくなるため注意が必要です。
また、ローカルの食堂の椅子は背もたれのないタイプなので、その点も考慮した上でバッグを選ぶようにしましょう。
下記に、台湾旅行でオススメのカバンの種類と、盗難防止に役立つかばんの整理の仕方をまとめました。
≫ 台湾旅行の鞄はリュックorショルダーバッグ?収納方法にも工夫を!
その他準備
ポケットWi-Fi
台湾には無料で使える公共のフリーWi-Fiがありますが、接続が不安定なこともあるので注意が必要です。
旅行中にネットを不自由なく使いたい場合は、ポケットWi-Fiをレンタルしておけば安心です。
レンタル会社は色々ありますが、台湾旅行でオススメは、下記の二つ。
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尚、繁忙期は両者ともに予約ですぐにいっぱいになるため、必要な場合は早めに予約しておきましょう。
海外旅行保険に入る
短期旅行だと海外旅行保険に入らなくてもいいかと安易に考えている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
ただし何かあったとき、言葉の通じない国で病院を自力で探して行くというのは実際問題かなり大変です。
私は台湾旅行の際に胃腸炎になり点滴を打った経験があるため、万が一に備えて保険には入ることをオススメします。
保険は色々ありますが、おすすめは三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』
安く、さらにはネットで申し込みが完結するのでとても便利です。
ただやはり、たかが3・4泊の旅行のために保険代を払うのは勿体無いとも思いますよね。
その場合は、クレジットカードの付帯保険を上手く利用しましょう。
どんなクレジットカードがいい?
クレジットカードに海外旅行保険が付帯していればどれでもいいというわけではなく、下記の条件を満たしているのもがベストです。
- 自動付帯(カードを持っていくだけでOK)
- 治療費用の補償額が高い
- キャッシュレス診療OK
キャッシュレス診療とは、現地で診療費を払う必要がない診療のことです。
はじめにサポートデスクへ連絡する必要はありますが、通常、旅行中は必要な現金しか持っていないのでとても助かります。
ご自身が現在持っているカードの中に上記条件を満たしているものがあれば、上手く活用してみましょう。
もしも、条件を満たすカードを持っていない場合にオススメなのが、【エポスカード】
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治療費用の補償額:ケガ(障害)200万・病気(疾病)270万と高額
※一般的に台湾旅行で十分な保険金額と言える目安は「治療費用300万」と言われているので、クレジットカードの付帯でこの補償額というのは申し分のない内容です
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年に一回でも海外旅行に行く方は、持っておいて損のないカードです。
最後に
少しずつ暖かくなりますが、それでも寒い時は寒いので服装選びが難しい季節です。
また、3月は季節の変わり目になるため、体調管理には十分ご注意ください。
とは言っても、日本から観光に来る場合は少し暖かく感じるぐらいなはずなので、そこまで心配する必要はないかもしれません。
台湾旅行、ぜひぜひ楽しんでくださいね!
参考になれば幸いです。
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