6月に台湾旅行に行く予定だけど、どんな服装で行けばいい?
服装選びで気をつける点があれば、詳しく知りたいな。
5月はまだ肌寒く感じる日がありましたが、6月は本格的な夏が到来!
台湾の夏は日本の夏よりも湿度が高く、またスコールによく見舞われるのが特徴です。
基本的には夏服でOKですが、日本とは異なる文化の違いがあるので注意すべき点も。
ということでこの記事では、「台北6月の気候と住んでわかった服装選びの注意点」をまとめました。
参考になれば幸いです♪
台湾6月の平均気温
2022年、2023年の6月の気温は下記の通りです。
2022年6月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(%) | |
台北 | 28.1 | 35.8 | 20.2 | 234.5 | 77 |
台中 | 28.0 | 34.6 | 22.6 | 250.0 | 77 |
台南 | 29.2 | 33.8 | 23.9 | 154.0 | 75 |
高雄 | 28.6 | 34.8 | 23.7 | 155.0 | 81 |
2023年6月
平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 雨量(mm) | 平均湿度(%) | |
台北 | 28.8 | 36.2 | 22.9 | 482.0 | 79 |
台中 | 28.7 | 34.5 | 24.2 | 162.5 | 77 |
台南 | 29.4 | 34.3 | 24.5 | 179.5 | 77 |
高雄 | 28.8 | 34.1 | 23.9 | 350.5 | 82 |
北部と南部では気候帯が違う
台湾は、北部が亜熱帯、南部が熱帯です。
この記事は、首都台北(亜熱帯)の天気・服装について書いていますので、参考にされる際はその点だけご了承ください。
台湾・台北6月の気候の特徴
6月の気候の特徴は下記の通りです。
本格的な夏の始まり
5月はまだ肌寒く感じる日がありましたが、6月からは毎日うだるような暑さになり夏本番です。
また、6月に入ってやっと長袖を着る日がなくなるため、台湾人はこの時期に本格的な衣替えをします。
最高気温は35℃超え(体感気温は約40℃)
最高気温が35℃を超える日が増え、とにかく暑いです。
夏の気候や服装を中国語で検索していてよく見かけるのがこの文字↓。
- 悶熱(mēn rè・メンラー):蒸し暑くてジメジメしている
- 炎熱(yán rè・イエンラー):猛暑
台湾は湿度が高く、ジメジメとまとわりつくような暑さが特徴的です。
日本のようなカラッとした暑さとは違い体力消耗が激しいので、観光中は小まめな休憩・水分補給を心がけてくださいね。
また、ローカル食堂では日本のように水が提供されません。
観光中は、忘れずにペットボトルの水を持参するようにしましょう。
6月中旬まで梅雨シーズン
台北6月 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 |
雨量(mm) | 419.5 | 117.9 | 316.5 | 234.5 | 482.0 |
降水日数(日) | 16日 | 8日 | 10日 | 15日 | 13日 |
5月中旬〜6月中旬までが台湾の梅雨シーズンです。
また、本格的な台風シーズンは7月からですが、過去の統計を見ると6月頃から台風初上陸の回数が増えるため注意が必要です。
スコールに注意!
朝は晴天だったのに、昼を過ぎた頃から雲行きが怪しくなり始め、14時〜16時あたりにかけて土砂降りの雨になる…
夏によくみられる光景です。
朝晴れているから大丈夫だと思わず、必ず雨具の準備をして出かけるようにしましょう。
道路の冠水にも注意!
豪雨の台湾で一番注意しなくてはならないのが「道路の冠水」です。
台湾はインフラ設備が整っていない部分が多少なりともあり、大雨になると排水が追いつかずに行き場をなくした雨水が道路に溢れてきます…
7月からの台風シーズンで度々冠水しますが、6月も油断はできません。
雨予報の場合は、足元は濡れてもOKなサンダルやレインシューズがおすすめです。
6月の台湾旅行の服装選びで気をつける点
続いては、服装選びで気を付ける点についてです。
気温と体感温度に差があるので注意
台湾は湿度が高いせいで、実際の気温と体感温度に差が生じます。
気温が25℃以上だと体感温度はプラス3℃〜5℃
気温が25℃を超える場合、体感温度はプラス3℃〜5℃くらいのイメージに。
上の写真↑はとある日の気温と体感温度です。
気温は28℃ですが体感温度は32℃と4℃差があり、実際の気温よりもかなり蒸し暑く感じます。
体感温度の目安
- 25℃以上・・・体感温度はプラス3℃〜5℃
- 21℃〜24℃・・・気温と体感温度に大差なし
- 20℃以下・・・体感温度マイナス3℃〜5℃
経験上では、上記のようになると感じています。(あくまで個人の感想ですので、参考程度としてください)
服装選びの際には体感温度も参考にしてみて下さい。
室内は冷房がガンガンに効いていて寒い
台湾の夏に注意しないといけないのが、室内と屋外の気温差です。
というのも、
台湾は室内の冷房が効きすぎていて、とてつもなく寒いんです…
特にMRT(地下鉄)やバスはクーラーの効きがいいので、汗をかいたまま乗ると一気に体が冷えます。
体が冷えやすい女性は羽織物の準備など、冷房対策をお忘れなく!
日本ほど清潔ではない
ローカルの食堂や夜市の店内は、お世辞にもキレイとは言えません…。
簡易なテーブルと椅子が置いてあるだけで、床にゴミが落ちていることも。
できれば、動きやすくて汚れてしまっても大丈夫な服装が◎。
余談:Gを見かけるようになる・・・
これはもうどうしようも無いことですが、5月あたりから黒い物体のGを見かけるようになります…
道端に壁にと「おっ!」とびっくりすることもあるので、あらかじめ心積もりをしておくと良いかもしれません。
正直、何年経ってもGの多さには慣れません…
台湾・台北6月の服装と靴
まずは、台湾旅行に行く時の天気・気温をチェックしましょう。
台湾のサイト: 交通部中央氣象署
日本のサイト:日本気象協会
気温が25℃以上の場合
基本的に日本の夏服と同じでOK。
ただし、室内はクーラーが効いていて寒いので羽織物を持参するようにしましょう。
寒がりな方はプラスでストールなどがあるとなお良し。
- カーディガンなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル(濡れても乾きやすい靴が◎)
ズボン選びで気をつけること
スボンを選ぶ場合は、下記に注意しましょう。
ワイドパンツはおすすめしません!
ワイドパンツ・ガウチョパンツ・バギーパンツなどは、台湾旅行ではあまりオススメしません。
というのも、台湾のトイレの床は日本のように清潔でないからです…
ワイドパンツを履いていた場合、トイレでズボンを脱ぐと確実に裾が床についてしまうんですよね。
注意しながら用を足していても、ウッカリ手を離してしまって濡れてしまった時のショックといったら…
それ以来、ワイドパンツを履くのをやめました。苦笑
台湾旅行の際は、床に裾がつく心配のないスリムパンツやスカートがおすすめです!!
雨の日は短パンや膝丈スカートが◎
雨の日が多くなる6月は、万が一道路の冠水に遭遇しても大丈夫なように短パンや膝丈のスカートがおすすめです。
長ズボン&靴がびしょ濡れだとそのあとの観光もテンションだだ下がりです…
また、台湾の室内はクーラーが効いていて寒いので、濡れたまま室内に入ると体が一気に冷えます。
雨の日は、できるだけ濡れる面積を減らすように心がけた服装がベスト。
日本で短パンは気が引けますが、台湾だとご年配の方も素足に短パンなので気にしなくてOKです!笑
靴
ヒールの靴はNG。
台湾は段差が多く、ヒールだと歩くのに疲れてしまうからです。
スニーカーか、もしくは普段履き慣れた歩きやすい靴がおすすめです。
また、雨の日はスニーカーよりもサンダルなど濡れてもすぐに乾く靴が◎。
台湾は湿度が高いので濡れた靴が乾きにくく、雨の日のスニーカーは最悪です…
因みに梅雨の季節、台湾人はビーサン履いてます。笑
カバン
台湾は治安はいいですが、観光地にいると狙われやすくなるため注意が必要です。
また、ローカルの食堂の椅子は背もたれのないタイプなので、その点も考慮した上でバッグを選ぶのが◎。
台湾旅行でオススメのカバンと盗難対策の収納法は「台湾旅行の鞄はリュックorショルダーバッグ?収納方法にも工夫を!」の記事を参考にしてみて下さい。
台湾旅行であると便利【その他準備】
必須ではないですが、準備しておくと何かと役立つものが下記↓です。
ネット環境
海外旅行でネット環境を準備しておく事は、今では当たり前となりました。
- 旅行中に調べ物をする時
- トラブルに巻き込まれてしまった時
など、ネットがあればすぐに解決出来ます。
一人で使う場合はeSIM(もしくはSIM)、シェアして使うORパソコン・タブレットなど複数台同時に接続する場合はWi-Fiルーターがお得です。
台湾旅行でおすすめのeSIM
一人で使う場合はSIMカード差し替え不要のeSIMがおすすめ!
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- テザリング可
ポケットWi-Fi
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海外旅行保険に入る
短期旅行だと海外旅行保険に入らなくてもいいかと安易に考えている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
ただし何かあったとき、
言葉の通じない国で病院を自力で探して行くというのは、実際問題かなり大変です。
私は台湾旅行の際に胃腸炎になり点滴を打った経験があるため、万が一に備えて保険には入ることをオススメします。
ネットで簡単に申し込める
保険は色々ありますが、おすすめは三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』
安く、さらにはネットで申し込みが完結するのでとても便利です。
ただやはり、たかが3・4泊の旅行のために保険代を払うのは勿体無いとも思いますよね。
そこでオススメなのが、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を上手く利用する方法です。
どんなクレジットカードがいい?
クレジットカードに海外旅行保険が付帯していればどれでもいいというわけではなく、下記の条件を満たしているのもがベストです。
- 治療費用の補償額が高い
- キャッシュレス診療OK
- 年会費無料
キャッシュレス診療とは、現地で診療費を払う必要がない診療のことです。
はじめにサポートデスクへ連絡する必要がありますが、提携している現地の最寄りの病院を紹介してくれるので安心です。
日本語OKの病院が近くにあれば優先的に紹介してくれますよ♪
ご自身が現在持っているカードの中に上記条件を満たしているものがあれば、上手く活用してみましょう。
エポスカードがおすすめ
もしも、条件を満たすカードを持っていない場合にオススメなのが、エポスカード です。一般的に台湾旅行で十分な保険金額の目安は「治療費用300万」と言われています。
台湾を含めたアジア旅行では食あたりなど病気になる可能性大なので、疾病治療費用を重視するのがオススメです!
エポスカードの場合、年会費無料のカードでは疾病治療費用が最高水準の270万。(傷害治療費用も200万円と高額)
利用付帯ではありますが、パッケージツアーの代金や空港に向かう鉄道代金を支払えば適用になるのでそれほど難しく考えなくてOKです。
最後に:台湾6月の気温と服装まとめ
6月の台湾旅行でおすすめの服装おさらい↓
- 日本の夏服と同じでOK
- 冷房対策に羽織物は必須
- 動きやすくて汚れてもOKな服を選ぶ
- ワイドパンツはオススメしない
- 雨の日は短パンや膝丈スカートが◎
- 靴はヒールNG!サンダルがおすすめ
日本の夏も暑いですが、台湾の夏もかなり暑いです。
何より、モワッと体に纏わりつくあのジメジメした感じに体力を奪われます。
異国の地で熱中症にかかると大変なので、こまめに水分補給をしてくれぐれも無理をしないようにお気をつけ下さい。
暑いのは嫌ですが、6月はマンゴーシーズン真っ只中♪
フルーツ天国の台湾で、ぜひぜひ美味しいフルーツを堪能して下さいね!
楽しい台湾旅行となりますように。
参考になれば幸いです♪
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