7月と8月の台湾旅行は、どんな服で行けばいい?
服装選びで気をつける点があれば、詳しく知りたいな。
6月から本格的な夏がスタートし、7・8月は台風シーズンのため暑くて雨の多い時期となります。
台湾は日本よりも湿度が高く、ジメジメとまとわりつくような暑さが特徴的です。
基本的に夏服でOKですが、日本とは異なる点があるので注意すべきことも。
この記事では、台北在住8年の筆者が、
- 台湾台北7月と8月の気温と特徴
- 服装選びで気をつけること
について詳しく解説致します!
台湾7月と8月の平均気温
2024年の7月と8月の気温は下記の通りです。
2024年7月
(℃) | 平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(mm) | 雨量(%) | 平均湿度|
台北 | 30.1 | 36.6 | 23.6 | 377.5 | 74 |
台中 | 29.7 | 36.3 | 24.1 | 469.5 | 73 |
台南 | 29.9 | 36.0 | 24.3 | 648.5 | 76 |
高雄 | 29.3 | 36.5 | 23.0 | 945.5 | 83 |
2024年8月
(℃) | 平均気温(℃) | 最高気温(℃) | 最低気温(mm) | 雨量(%) | 平均湿度|
台北 | 29.8 | 37.6 | 24.9 | 267.5 | 75 |
台中 | 29.1 | 35.2 | 24.0 | 122.5 | 75 |
台南 | 29.3 | 34.9 | 24.3 | 364.0 | 78 |
高雄 | 28.4 | 34.2 | 23.8 | 231.0 | 89 |
台北7月と8月の雨量
7月 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
(mm) | 雨量288.0 | 122.0 | 119.0 | 377.5 |
(日) | 降水日数13日 | 10日 | 13日 | 13日 |
8月 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
(mm) | 雨量409.0 | 218.5 | 459.5 | 267.5 |
(日) | 降水日数17日 | 10日 | 16日 | 12日 |
台湾7月と8月の気候の特徴
7月・8月は平均気温が30℃あり、日本と同じく真夏です。
台湾は湿度が高く、ジメジメとまとわりつくような暑さが特徴的。
日本のようなカラッとした暑さとは違い、体力を奪われるので注意しましょう
ローカル食堂では日本のように水が提供されないので、飲み物は各自持参し小まめな水分補給を心がけて下さいね!
また、7月・8月は本格的な台風シーズンです。
この時期に台湾旅行に来る際は、台風にご注意下さい。
スコールに注意!
ちなみに、この時期はスコールにもよく見舞われます。
朝は晴天だったのに、14時〜16時あたりにかけて土砂降りの雨に…
そして、豪雨の台湾で一番注意しなくてはならないのが「道路の冠水」です。
台湾はインフラ設備が整っていない部分が多少なりともあり、大雨になると排水が追いつかずに行き場をなくした雨水が道路に溢れてきます…
この時期の旅行は、晴れたらラッキーくらいの気持ちでいる方が気持ち的に楽かもしれません。
台湾旅行の服装選びで気をつけること
台湾の服装で、タブーは特にありません。
基本的には好きな服装でOKですが、日本とは異なる点があるため下記4点に注意して選ぶのがオススメです。
- 気温と体感温度に差があるので注意
- 室内は冷房がガンガンに効いていて寒い
- 日本ほど清潔ではない
それぞれ詳しく解説していきます。
① 気温と体感温度に差があるので注意
台湾は湿度が高いせいで、実際の気温と体感温度に差が生じます。
気温が25℃以上だと体感温度はプラス3℃〜5℃
上の写真↑は、とある日の気温と体感温度です。
気温は28℃ですが体感温度は32℃と4℃差があり、実際の気温よりもかなり蒸し暑く感じます。
体感温度の目安
- 25℃以上 体感温度はプラス3℃〜5℃
- 21℃〜24℃ 気温と体感温度に大差なし
- 20℃以下 体感温度マイナス3℃〜5℃
8年台北に住んでいる経験上では、上記のようになると感じています。(あくまで個人の感覚ですので、参考程度としてください)
湿度が高いと体力をあっという間に奪われるので、小まめに休憩・水分補給をしながら観光して下さいね!
② 室内は冷房がガンガンに効いていて寒い
夏の台湾で注意しないといけないのが、室内と屋外の気温差です。
というのも、
台湾は室内の冷房が効きすぎていて、とてつもなく寒いんです…
特にMRT(地下鉄)やバスはクーラーの効きがいいので、汗をかいたまま乗ると一気に体が冷えます。
体が冷えやすい女性は羽織物の準備など、冷房対策をお忘れなく!
③ 日本ほど清潔ではない
ローカル食堂や夜市の店内は、お世辞にもキレイとは言えません…
簡易なテーブルと椅子が置いてあるだけで、床にゴミが落ちていることも。
できれば、動きやすくて汚れてしまっても大丈夫な服装が◎。
余談:黒い物体Gが…
夏にできれば遭遇したくないもの、それは黒いG。
台湾は屋台などが多いため、Gを見かける頻度は日本よりもはるかに多くなります。
道端に壁にと「おっ!」とびっくりすることもあるので、あらかじめ心積もりしておくと良いかもしれません。
正直、何年経ってもGの多さには慣れません…
台湾台北7月と8月の服装と靴
ここからは、具体的にオススメの服装をご紹介致します。
まずは、台湾旅行に行く時の天気・気温をチェックしましょう。
最低気温が25℃以上の場合
- カーディガンやシャツなど羽織物(室内用)
- 半袖Tシャツなど(ワンピースでもOK)
- 動きやすいズボン・スカート
- スニーカーやサンダル(濡れても乾きやすい靴が◎)
基本的に日本と同じ夏服でOK。
ただし、室内はクーラーが効いていて寒いので羽織物を持参するようにしましょう。
寒がりな方はプラスでストールなどを持参し冷房対策を。
ズボン選びで気をつけること
スボンを選ぶ際は、下記2点に注意するのがオススメです。
- ワイドパンツはNG
- 雨の日は短パンや膝丈スカートが◎
詳しく解説致します。
① ワイドパンツはおすすめしない
ワイドパンツ・ガウチョパンツ・バギーパンツなどは、台湾旅行ではあまりオススメしません。
というのも、台湾のトイレの床は日本のように清潔でないからです…
ワイドパンツを履いていた場合、トイレでズボンを脱ぐと確実に裾が床についてしまうんですよね。
注意しながら用を足していても、ウッカリ濡れてしまった時のショックといったら…
それ以来、ワイドパンツを履くのはやめました。苦笑
② 雨の日は短パンや膝丈スカートが◎
雨の日が多くなる7月と8月は、万が一道路の冠水に遭遇しても大丈夫なように短パンや膝丈のスカートがおすすめです。
台湾の室内はクーラーが効いていて寒いので、濡れたまま室内に入ると体が一気に冷えます。
雨の日は、できるだけ濡れる面積を減らすように心がけた服装がベスト。
日本で短パンは気が引けますが、台湾だとご年配の方も素足に短パンなので気にしなくてOKです!笑
靴
台湾は段差が多く足に負担がかかりやすいので、ヒールの靴はオススメしません。
また、雨の日はスニーカーよりもサンダルなど濡れてもすぐに乾く靴が◎。
台湾は湿度が高いので濡れた靴が乾きにくく、雨の日のスニーカーは最悪です…
因みに、雨の日台湾人はビーサンを履いてます。笑
カバン
台湾の治安は大阪と同じくらいですが、観光地で観光客は狙われやすいため注意が必要です。
また、ローカルの食堂の椅子は背もたれのないタイプなので、その点も考慮した上でバッグを選びましょう。
台湾旅行でオススメのカバンと盗難対策の収納法は、下記記事を参考にしてみて下さい。
台湾旅行の観光用カバン選びのコツと持ち歩くべき持ち物リストを徹底解説
台湾旅行その他準備
台湾旅行で準備しておくと何かと役立つのが、ネット環境と海外旅行保険です。
ネット環境
海外旅行でネット環境はあるに越したことはありません。
例えば、
- 旅行中に調べ物をする時
- トラブルに巻き込まれてしまった時
など、ネットがあればすぐに解決出来ます。
もしも、eSIMとポケットWi-Fiで悩んだ場合は、用途で判断するのがおすすめ。
用途 | おすすめ |
一人で使う 複数同時接続しない 必要最低限の利用 | eSIM |
シェアして使う スマホ・タブレットなど複数同時接続 安くて無制限がいい | ポケットWi-Fi |
おすすめのeSIM
トリファ
海外eSIMが初めてで設定が上手くできるか不安なら、サポート体制が充実している【トリファ】きもちeSIM
格安の無制限eSIMならきもちeSIMその他おすすめのeSIMは「台湾旅行3日間・4日間におすすめのeSIM5選!実際に使ってみた」の記事をご覧ください。
おすすめのポケットWi-Fi
SakuraMobile海外Wifi
安くて速い、無制限のWi-Fiルーターを探しているなら【SakuraMobile海外Wifi】その他おすすめのポケットWi-Fiは「台湾旅行でポケットWi-Fiは必要?【おすすめレンタル3社徹底比較】」の記事をご覧下さい。
海外旅行保険
短期旅行であっても、海外旅行保険に入ることを強くオススメします。(外務省も推奨しています)
なぜなら私は、日本では一度も胃腸炎になったことがなかったのに、台湾旅行で急性胃腸炎になり点滴を打った経験があるからです…
この時は、海外旅行保険に入っててマジで良かったと思いましたよね!苦笑
言葉の通じない国で自力で病院を探すのは本当に大変です…
おすすめは三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』
安い上にネットで申し込みが完結するので楽チンです。
ただやはり、出費は少ない方がいいですよね。
そこでオススメなのが、クレジットカードに付帯する海外旅行保険を上手く利用する方法です。
エポスカードがおすすめ
おすすめは、エポスカード- 治療費用の補償額が高い
- キャッシュレス診療OK
- 年会費無料
エポスカードは利用付帯ではありますが、年会費無料のカードでは疾病治療費用が最高水準の270万。(傷害治療費用も200万円と高額)
ちなみに、一般的に台湾旅行で十分な保険金額の目安は「治療費用300万」と言われているので、とりあえずエポスカードがあれば安心です。
日本語OKの病院が近くにあれば優先的に紹介してくれるのもポイント!
また、キャッシュレス診療OKなので、現地で診療費を払う必要もありません。
台湾台北7月と8月の気温と服装おさらい
7月と8月の台湾旅行でおすすめの服装おさらい↓
- 夏服でOK
- 冷房対策に羽織ものは必須
- 動きやすくて汚れてもOKな服を選ぶ
- ワイドパンツはオススメしない
- 雨の日は短パンや膝丈スカートが◎
- 靴はサンダルがおすすめ
日本の夏も暑いですが、台湾の夏はモワッとしていて蒸し暑いです。
異国の地で病気になると大変なので、くれぐれも無理をしないようにお気をつけ下さい。
その他、台湾旅行の準備はバッチリですか?
海外旅行で忘れ物があると大変なので、「台湾旅行持ち物リスト」の記事でチェックしてみて下さいね!
楽しい台湾旅行となりますように♪
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