台湾のトイレは清潔?
台湾のトイレ事情を詳しく知りたいな!
台湾は日本に比較的似ていますが、トイレ事情は少々異なります。
と言うことでこの記事では、台湾在住8年の筆者が、
- 台湾旅行でおすすめのトイレの場所
- トイレの利用方法
- トイレットペーパーが流せるかどうか
など、素朴な疑問にお答え致します!
台湾旅行中困った時に、ぜひ参考にしてみて下さい。
台湾旅行でおすすめのトイレの場所
台湾旅行の際におすすめのトイレの場所は下記の通り。
- ホテル
- MRT(地下鉄)の駅
- 百貨店
- 美術館など
- レストラン
台湾のトイレで、ホテル以上に清潔な場所はありません。
観光に出かける前は、必ずトイレを済ませてから出かけるようにしましょう。
また、MRT(地下鉄)の駅もこまめに清掃が入るので、そこそこキレイでおすすめです。
その他、百貨店や美術館、大きいレストランも日本ほどではないですが我慢できるレベルといったところ。
基本的には、ホテルとMRT(地下鉄)の駅でトイレに行くのがおすすめです。
台湾のトイレで注意すること
台湾のトイレで注意することは下記の4点です。
- 台北市内のコンビニにはトイレがほぼない
- ローカル食堂は基本トイレがない
- 観光地のトイレは汚い(夜市など)
- トイレットペーパーが流せない場所がある
台北市内のコンビニにはトイレがほぼない
日本だと、トイレ=コンビニかもしれません。
しかし、台北市内の場合、むしろないことの方が一般的。
上記写真のように、マークでわかるようになっていますので看板を見て判断しましょう。(左トイレあり、右トイレなし)
コンビニにトレイがあればラッキーくらいの気持ちでいるのが◎
ローカル食堂は基本トイレがない
台湾には多くのローカル食堂がありますが、大きいレストランを除いて基本的にトイレがありません。
食事のついでにトイレも…と思っているとなくて困る可能性があるので覚えておきましょう。
トイレがあるかどうか尋ねる言い方は、「トイレはどこにありますか?」の記事を参考にしてみて下さい。
観光地のトイレは汚い(夜市など)
夜市や九份などの観光地のトイレは、お世辞にも清潔とは言えません。
また、建物が古い場合はトイレットペーパーが流せない可能性があるため、日本人からすると抵抗がある人もいるはず。(流せるかどうかは次の章で詳しく解説)
よって観光中は、駅や美術館に立ち寄った際に意識的にトイレに行くようにするのがおすすめです。
【注意】トイレットペーパーが流せない場所がある
先ほどもちらっと書きましたが、台湾はトイレットパーパーが流せない場所があります。
トイレットペーパーが流せる場所
- 空港
- MRT(地下鉄)の駅
- ホテル
- 百貨店
- 新しい建物
上記の場所は、ほぼ100%流せます。
しかし、レストランやカフェなどは、内装はキレイでも建物自体が古いので流せないケースあり。
私は台北に住んでいますが、流せない場所が意外にも多いので要注意!
トイレットペーパーが流せない理由
トイレットペーパーが流せない理由は、
台湾は古い建物が多く、配管が詰まる可能性を考慮して “紙はゴミ箱へ” と推奨しているお店があるため。
そもそも、トイレットペーパーを便器に流せるようになったのは、2017年頃と最近。
2017年以前は、水に溶けないトイレットペーパーが主流で、“トイレットペーパーはゴミ箱に捨てるもの”というのが台湾の常識でした。
流せるかどうかは注意書きで判断
トイレットペーパーが流せるかどうかは、注意書きを見て判断します。
流せるパターン
流せる場合は、下記のような注意書きがトイレの個室の中に貼られています。
- 衛生紙:トイレットペーパー
- 丟:捨てる
- 馬桶:便器
衛生紙 丟 馬桶 雜物 請勿 投入
トイレットペーパーは便器に捨ててください。雑物は入れないで下さい。
流せないパターン
パターン①
最初に「請勿(〜しないでください)」から始まる場合は、基本的に捨ててはダメなパターン。
- 請勿:しないで下さい
- 衛生紙:トイレットペーパー
- 丟入:捨て入れる
- 馬桶:便器
請勿 將 衛生紙 丟入 馬桶內…
トイレットペーパーを便器の中に捨て入れないでください。
パターン②
「ゴミ箱に入れて下さい。」という言い方も。
- 衛生紙:トイレットペーパー
- 投入:入れる
- 垃圾桶:ゴミ箱
衛生紙 使用 後 請 投入 垃圾桶 內…
トイレットペーパー使用後は、ゴミ箱に入れて下さい。
「阻塞」は“詰まる”という意味。
この漢字が文中にある場合は、「詰まるのでトイレットペーパーを便器に流すのはやめてね」と書いてある可能性大です。
わからない場合はゴミ箱のサイズで判断
張り紙を見てもわからない場合は、トイレの中に大きなゴミ箱があるかどうかで判断します。
生理用品入れのサイズではなく、大きいサイズのゴミ箱があればゴミ箱へ捨てるのがおすすめです。
トイレットペーパーが個室にない場合も
たまに、トイレの個室にトイレットペーパーがなく、入口辺りにあるパターンも。
個室に入ったら、まずトイレットペーパーがあるか確認をするようにしましょう。
万が一に備えてボケットティッシュの準備を忘れずに!
トイレットペーパーはティッシュ方式が主流
余談ですが、台湾のトイレットペーパーはロール式ではなくティッシュ方式が主流です。
民宿(Airbnb)に泊まる場合は、下記写真のようなティッシュ方式のペーパーが置いてあるはず。
私は最初この事を知らず、トイレットペーパーがない!!と大慌て。苦笑
大抵の場合、背後のケースに入っているので、慌てないようにしましょう。
台湾旅行中に生理になってトイレが心配
台湾旅行中に生理になってしまった場合の対処法は下記の通り。
台湾旅行中生理になってしまった場合
トイレットペーパーが流せる駅やホテルのトイレを利用すれば、日本と同じでOKです。
もしもトイレットペーパーが流せないトイレの場合は、トイレットペーパーとナプキンはゴミ箱へ。
抵抗があるかもしれませんが、
台湾人は慣れているので、そこまで気にしなくても大丈夫です。
日本メーカーのナプキンは台湾で購入可能
また、台湾は日本メーカーのナプキンが容易に手に入ります。
- 衛生棉 ナプキン
- 蕾妮亞 ロリエ
- 蘇菲 ソフィ
- 大王 エリエール
スーパーや薬局(COSMED、POYA、Watsons)で購入可能です。
使い心地は日本のナプキンと大差ないので安心してください♪
台湾のトイレ事情と利用方法おさらい
- ホテルやMRT(地下鉄)の駅を利用(使い方は日本と同じでOK)
- 古い建物はトイレットペーパーが流せるか注意書きで判断
- 台北市内のコンビニとローカル食堂はトイレがない
以上が、台湾のトイレ事情と利用方法でした。
観光中は意識的にMRT(地下鉄)の駅を利用するのがおすすめです。
その他、台湾旅行のルールは大丈夫ですか?
台湾の基本情報については「台湾旅行のタブーとマナーを徹底ガイド【知っておきたい基本情報】」の記事でチェックしてみて下さい。
楽しい台湾旅行となりますように♪
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