桃園空港から台北駅へはどうやっていけばいい?
また、台北駅で板橋線(淡水信義線)へ乗換える方法を詳しく知りたいな。
空港線の台北駅から板橋線(淡水信義線)の台北駅は距離が離れており、また台北駅構内はかなり複雑です。
行き方を間違えると迷う可能性大なので、今回は一番わかりやすい乗換え方法を解説していきたいと思います。
また、線(駅)によっては、別の乗り換え方法の方が楽な場合もあるので、そちらも併せてご紹介致します。
参考になれば幸いです。
空港線の台北駅と台北MRTの台北駅は距離がある
地下鉄のMRT台北駅(板橋線・淡水信義線)と空港線の台北駅は、上の図からもわかるように距離がだいぶ離れています。
その距離、徒歩で約15分ほど。
さらに、台北駅は地下鉄・新幹線・火車にバスと、いろんな線が集結していて駅構内はかなり複雑です。(日本でいう東京駅)
もし、松山新店線(グリーンライン)と中和新蘆線(オレンジライン)の駅が目的地の場合、他の乗り換え方法の方が良い可能性もあります。
下記にそれぞれ詳しく解説していきますので、一番ベストな乗り換え方法を見つけてみてくださいね!
台北駅乗換えは板橋線・淡水信義線
台北駅乗り換えが必須となるのは、主にピンクで囲った板橋線・淡水信義線の駅です。
板橋線:善導寺・忠孝新生・忠孝復興・忠孝敦化・国父記念館・市政府・永春・龍山寺・江子翠・新埔・板橋など
淡水信義線:台大醫院 ・中正紀念堂・東門・大安森林公園・大安・信義安和・台北101・象山・雙連・民權西路・圓山・劍潭・士林など
また、ピンクで囲った駅でも、松山新店線(グリーンライン)と中和新蘆線(オレンジライン)が通っている場合は、下記の別の乗り換え方法の方が楽なケースもあります。
例えば、民權西路駅(R13)は、淡水信義線と中和新蘆線の両方が通っており、台北駅乗換えより三重駅乗換えの方が断然楽です!
別の乗換え方法が便利なパターン
松山新店線(グリーンライン)なら
松山新店線(グリーンライン)の駅が目的地の場合は、空港線の台北駅から北門駅へ移動する方法が楽です。
北門・中山・松江南京・南京復興・台北小巨蛋・南京三民・松山
西門・小南門・中正記念堂・古亭
北門駅乗換えの詳しい方法は、下記記事で解説しています。
≫ <台北駅→北門駅へ移動>桃園空港から中山駅へMRTで行く一番楽な方法
中和新蘆線(オレンジライン)なら
中和新蘆線(オレンジライン)の駅が目的地の場合は、「三重駅乗換え」が一番楽で簡単です。
大橋頭・民權西路・中山國小・行天宮・松江南京
※松江南京駅は、松山新店線も通っているので、北門駅経由の方法でもOK
また下記の駅は、三重駅乗換え可能ですが、台北駅で板橋線・淡水信義線に乗り換えるより15分ほど到着が遅くなります。
忠孝新生・東門
台北駅での乗り換えが不安・楽に乗り換えしたい場合は「三重駅乗換え」、早さを取るなら「台北駅乗換え」がおすすめです。
三重駅乗換えの詳しい方法は、下記記事で解説していますので参考にしてみてください。
≫ 桃園空港からMRTで市内へ!三重駅乗換えが便利なケースとその方法
桃園空港 → 台北駅
それでは、ここからは本題である桃園空港から台北駅への行き方と、台北駅で板橋線・淡水信義線に乗り換える方法についてです。
まずは、桃園空港から台北駅へ向かいましょう。
所要時間
MRT空港線 | 第一ターミナル→台北駅 | 第二ターミナル→台北駅 |
快速 | 36分 | 39分 |
普通 | 50分 | 53分 |
空港線は、<快速>と<普通>がそれぞれ15分間隔で運行しています。
それぞれなので、快速→普通→快速→普通と7分半おきに交互にやってきます。
台北駅へ行く場合は、快速・普通車どちらでも行けますが、早く到着したい場合は快速がおすすめです!
快速と普通車の違い
快速は真ん中のラインが紫色で「Express」と書かれています。
一方、普通車は真ん中のラインが青色です。
切符を購入
まずは切符を購入しましょう。
MRTの切符はトークンと呼ばれるコイン型のものです。
もしも旅行中にMRTを頻繁に利用する場合は、「悠遊カード(Easy Card)」という日本でいうSuicaやICOCAのようなICカードを購入すると便利です。
①トークン(切符)
トークンを購入する手順は下記の通り。
- 駅の機械で台北駅(150元)を選択
- 必要枚数を選択
- お金を支払ってトークンをゲット
快速でも普通車でも値段は同じです。
詳しい購入方法については下記の記事にまとめてあります。
もっと詳しく
≫ 台湾桃園空港:MRT空港線の切符(トークン)の買い方と使い方
②悠遊カード(Easy Card)
カード代:100元(360円)※1元=3.6円で計算
カード代金は払い戻し不可
台北MRT2割引・台北MRTからバスに1時間以内に乗り継ぐと割引ありなどお得です。
ただし、MRT空港線は割引がありません。
バスはお釣りが出ないことから、台湾人にとってはマストアイテムの「悠遊カード」。
九份にバスで行く予定がある、MRTに頻繁に乗る場合は、あると便利なICカードです。
カード代100元は払い戻し不可のため、旅行プランに合わせて購入をご検討ください。
もっと詳しく
≫ 悠遊カード(EasyCard)とは?台湾旅行であなたに必要か判断しよう
MRT空港線に乗る
改札:トークンの場合
入るときは、「感應區」と書かれた場所にトークンをかざします。降りるときまで無くさないように持っておきましょう。
改札:悠遊カードの場合
トークンと同じく「感應區」と書かれた場所にかざせばOK。
台北行きは②番ホームです。お間違えのないように。
快速で約40分で台北駅に到着です。
空港線 → 板橋線(淡水信義線)
続いては、空港線の台北駅から板橋線の台北駅への徒歩での行き方についてです。
所要時間
徒歩で約15分
台北車站(台北駅)の方へ
MRTを降りたら、台北駅(台北車站)の方へ向かいます。「台北捷運(Taipei Metro)」がMRTという意味です。
改札を出る
MRT空港線から板橋線(淡水信義線)への乗り換えは、改札を出る必要があります。
改札:トークンの場合
「直接投入」と書かれているところにトークンを入れて改札を出ます。
改札:悠遊カードの場合
「感應區」と書かれた場所に悠遊カードをかざして改札を出ます。
改札を出たら、エスカレーターを更に上にあがって行きます。
右折する
台北車站(台北駅)と書かれた方に真っ直ぐ進みたくなりますが、手前を矢印のように右折しましょう。
真っ直ぐ進んでも辿り着けますが、人が多くまた新幹線の改札口があったりと複雑です。
その点、右折すれば人通りは少なく、道なりに進んでいくだけなので、迷子になることは絶対にありません。
平日のラッシュ時に行きましたが、こちらを通る人はあまり多くありません。
突き当たり手前を左に曲がります。
ここからは、ひたすら真っ直ぐです。
板橋線の文字を発見!道なりにひたすら真っ直ぐ。
右手に高鐵(新幹線)の切符売り場が見えてきました。(そのまま真っ直ぐ)
看板にある通りに、突き当たり手前を右に曲がります。
階段横にスロープがあるので、スーツケースを持っていても大丈夫です。
引き続き、地下街を突き当たりまで真っ直ぐ直進します。
広場に出てきました。あともう少しです。
エスカレーターを降りて改札を目指します。
無事に改札に到着!お疲れ様でした。
尚、この改札から入れば、板橋線と淡水信義線どちらにも乗れます。
目的地へ
あとは、目的の駅まで行くのみ。
悠遊カードがない場合は、トークン(切符)を購入します。購入方法は下記の記事にまとめてあります。
また、悠遊カードのチャージ方法は下記にまとめていますので参考にしてみて下さい。
≫ 悠遊カードのチャージ方法まとめ。コンビニで困らない言い方伝授!
アプリをダウンロードしておくと便利
台北MRTのmapはこちら ≫ 「MRT路線図」
アプリがあると乗り換えをするときにさらに便利です。
必要であれば事前にダウンロードをしておきましょう。
以上が、桃園空港から台北駅まで行く方法と、台北駅で空港線から板橋線・淡水信義線に乗り換える方法でした。
参考になれば幸いです。
楽しい台湾旅行となりますように。
乗換えまとめ記事
≫ <桃園空港→台北市内のホテルへ>駅・路線別のベストな行き方まとめ