初めての海外。
台湾は安全な国だと聞いているけれど、どんなことに気をつければいいのだろうか?
初めての海外旅行では、ワクワクする反面とても緊張しますよね。
でも大丈夫です。
日本とは違う国であるということを理解して準備しておけば、怖くはありません。
ということで今回は、初めての海外旅行での心得について書いてみました。
旅で大事なことはこの二つ
楽しむこと
まずは、「楽しい思い出を作ること」です。
やはり、楽しいと思えないと “次また行きたい” とはなりません。
だから、とにかく楽しめるように万全の準備をしていくことです。
初めての海外で緊張すると思いますし、万全の準備をしていても失敗する事があるかもしれません。
けれど、その結果も全て受け入れて、とにかく気持ちで楽しむことです。
無事に日本に帰国すること
旅の最終的な目的は、無事に日本に帰国する事です。
これ以上に大事なことはありません。
羽目を外したくなる気持ちもあるかもしれませんが、安全には配慮して無理は絶対にしないようにしてくださいね。
準備は万全に
“楽しんで、無事に帰国する” ためには、準備が不可欠です。
調べられることは全て調べ、渡航先の国の特徴は把握しておくに越したことはありません。
そして、海外では言葉が通じないということもあり、最終的に信じられるのは自分だけです。
当然ですが何かが起こってしまった時には、自分で何とかしなくてはなりません。
そんな時に役に立つのが事前に調べておいた情報です。
特に下記の内容については、頭に入れておくとよいです。
安全面
台湾は、世界的に見ても比較的安全な国とされています。
ただし、安全な国にいるからといって油断は禁物。
夜道は人通りの少ない場所を一人で歩かないなど、危険な目に遭わないための自己防衛はしましょう。
また、台湾で気をつけるべきは、交通事故です。
台湾人はとてもフレンドリーですが、なぜか交通マナーはとても悪いのです・・・。
歩行者優先という概念はないので、横断歩道を渡る際は、車やバイクが来ていないかを確認しながら素早く渡るように心がけましょう。
私は何回も轢かれかけたことがあり、本当に危険なので気をつけてください。
スリ・ボッタクリ
残念ながら、台湾では観光地で観光客を狙ったスリ・ボッタクリが頻繁に発生しています。
(詳しくは外務省のページで)
そのため、観光地ではリュックは前に持つ、日本語で話しかけられたら警戒するなど、リスク管理をしておくことが大切です。
また、物価・通貨をあらかじめ把握しておくことで、知らず識らずのうちにボッタクられていた!という状況は回避できますよ。
≫ 台湾のお金の種類と数え方。旅行中聞き取りに挑戦してみよう!
その国のルール
台湾には台湾独自のルールが存在し、日本の常識は通用しません。
例えば、地下鉄(MRT)の駅構内での飲食は法律で禁止されており、違反すると罰金です。
外国人だから大丈夫でしょ??というのは通用しませんので、禁止事項は必ず把握しておきましょう。
健康面
海外で一番困るのが、ケガ・病気になってしまったとき。
言葉がわからない国で病院に行くのは、本当に大変です。
2泊3日だし大丈夫だろうと思わず、海外旅行保険には万が一に備えて入っておくことをお勧めします。
三井住友海上の『ネットde保険@とらべる』であれば、ネット上で手続きが完了し3日間で1540円と安いです。
私は、以前に体調を崩して利用した経験がありますが、日本語対応の病院を紹介してくださりとても助かりました。
保険に入っていないと、自力で手配をする必要があり、また費用も全額負担となるため後々後悔することになります。
もしもこの金額を節約したいということであれば、旅行に持って行くだけで海外旅行保険が自動付帯になるクレジットカードを利用するのも一つの手です。
「治療費用:障害200万円、疾病270万」「携行品損害20万円」が補償内容の【エポスカード】を持って入れば、物価の安い台湾であればひとまず安心です。
無理はしない
嫌なことははっきりと断る
台湾人は良くも悪くもとってもフレンドリーです。
道端で困っていると、必ず誰かが声をかけてくれて助けてくれます。
けれども、みんながみんないい人とは限りません。
特に、商売をしている人たちは、日本人は押しに弱いということを理解しています。
そのため、買うまで諦めてくれないことも。
少しでも不快に感じたり、危険だなと感じた場合は、はっきりと断りその場を離れることが大切です。
誰にでもいい顔をする必要はありませんよ。
か弱い女子では、台湾のおばさま達の押しには太刀打ちできません!!笑
台湾では、「私は大阪のおばちゃん」くらいの気持ちでいましょう。
日本ではないと心得ておく
意外と忘れてしまいがちですが、私が最も重要だと思っているのが「日本ではないと心得ておくこと」です。
初めての海外となると、どうしても日本のクオリティを求めてしまいたくなります。
しかし、日本は日本で台湾は台湾です。
ないものはないし、どうしようも無いことが世の中には存在します。
文化の違いだと受け止められればいいですが、悲観的になってしまう人も実際いるようです。
また、文化の違いを受け止められないからといって、暴言を吐いたりするのは少し違うかなと思います。
私は現在台湾で生活をしていますが、日本の方が優れている点もあるなと感じる一方で、台湾の方が優れている部分もたくさんあります。
せっかく違う国に行くのですから、その国の文化を受け入れる心の余裕を持っておきたいですね。
ちなみにですが、日本とは違っていて最初少し戸惑ったのが下記二つ。
トイレ
台湾のトイレは、空港・地下鉄・ホテルなどは清掃が行き届いており清潔です。
ただし、その他の場所で利用する場合は、そこまで綺麗ではなかったりします。
また、トイレットペーパーが流せない場所があるので注意が必要です。
この判断基準は曖昧で、古い建物の場合はトイレットペーパーは流さずにゴミ箱に捨てると思っておいた方がいいです。
詳しくは下記の記事にまとめてみました。
≫ 2019台湾のトイレ事情とマナー。紙が流せるかは注意書きで判断
ローカル食堂
台湾は食の天国!
至る所に小さな食堂があり、手軽にご飯を食べることができます。
夜市も有名ですよね。
現地の美味しいご飯を安く食べられるのがローカル食堂のメリットですが、やはり日本とは勝手が違います。
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- 相席は当たり前
- 店内は清潔でないことがある
- お箸やお椀が汚れていたら自分でティッシュで拭いて対処
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台湾で美味しいご飯にありつくためには、上記の内容を理解しておく必要があります。
レストランでの食事もいいですが、せっかく食の天国台湾に行くならローカルの味にも挑戦してみてくださいね!
≫ 台湾ローカルフードを食べる際の食堂での暗黙のルール・マナー
ギブの精神を忘れない
そこまで大事なことではないと言われればそうかもしれませんが・・・。
旅行は、どうしても与えてもらうこと(TAKE)が多くなりがちです。
でも、それを当たり前とは思わずに、どこにいても「与えること(GIVE)」を忘れないでいたいものです。
自分が親切にした相手が、日本はいい国だなと思ってくれて、他の観光で来ている日本人に優しく接してくれるかもしれないですよね。
私は昔、本気で困っている時に、「昔日本人に親切にしてもらったから」と旅先で助けていただいた経験があります。
あのピンチを乗り越えられたのは、昔その国を訪れた日本人の優しさのおかげでした。
それ以来旅先では何でもいいので、自分にできることをすると決めています。
自分には直接返ってこないかもしれませんが、誰かの役に立ててるかもと思うとちょっぴり嬉しいです。
最後に
台湾は、初めての海外旅行にはぴったりの国だと思います。
景色は趣があり人間関係は濃く、とても素晴らしい人・国です。
台湾にいると、ふとまだ小さかった時のことを思い出して、懐かしくなることも。
日本とは一味違う台湾を満喫されることを、心から願っております。
楽しい旅となりますように。
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