台湾旅行でタブーはある?
台湾の基本情報とマナーを詳しく知りたいな。
初めての台湾旅行、何かと不安ですよね。
でも大丈夫です!
この記事では、台湾旅行で気になる台湾の基本情報について詳しくお答え致します。
- 台湾と台北の違い
- 台湾旅行で禁止されていること
- 台湾トイレの注意点
- 台湾ローカル食堂での食事のマナーと暗黙のルール
- 台湾ローカル食堂での注文方法と支払い方法全パターン
- 台湾のお金の単位と種類
- 台湾の治安と危険レベル
- 台湾旅行の言葉は何語が通じる?
- 台湾人に喜ばれる日本のお土産
台湾旅行の際に、参考になれば幸いです。
台湾と台北の違い【初海外にオススメ!】
台湾は東アジアに位置する島国で、その首都が台北です。
つまり、台湾は全体を指し台北はその中の一部。
日本でいう、兵庫県・神戸市のように県と市の違いに似ています。
台湾の特徴は下記の通り。
- 日本から近い
- 時差が1時間
- 治安がいい
- 世話好きで親日家
- 漢字なので何となく意味がわかる
- 日本より物価が安い
- 首都台北は地下鉄MRTが便利
初めての海外旅行にオススメの場所です♪
詳しくは「台湾と台北の違いは?台湾はどこの国?初海外におすすめの理由をまとめて解説」の記事を参考にしてみて下さい。
台湾旅行で禁止されていること【タブー】
法律で禁止されている、絶対にやってはいけないことです。
違反した場合、罰金が科せられる可能性があるのでご注意ください。
MRT(地下鉄)での飲食禁止
改札手前に黄色い線があり「禁止飲食」と書かれていて、ここから先での飲食は禁止。
これはマナーではなくて、法律で禁止されています。
違反すると、1500〜7500元の罰金となる可能性があるのでご注意ください。
ほとんどの施設内及び公共の場所で全面禁煙
屋内及び公共の場での喫煙は基本的に禁止です。
屋外もバス停は全面禁煙・信号待ちをしてる際の喫煙も禁止、歩きタバコは絶対にNG。
加えて、学校周辺の歩道での喫煙禁止など屋外でも禁煙エリアがあるため、注意が必要です。
屋外の禁煙エリア以外で、屋根のない場所で立ち止まって吸うのはOK!
日本のようにコンビニに灰皿がないので、タバコを吸う場合は必ず携帯の灰皿をご持参下さい。
電子タバコの持ち込み禁止
台湾は、アイコス(IQOS)をはじめとする電子タバコの持ち込みが法律で禁止されています。
日頃電子タバコを吸っている方は、残念ですが台湾では吸えないので持ち込まないようにしましょう。
あらゆる動物の肉や肉加工品の持ち込み禁止
アフリカ豚熱(ASF)の影響で、肉の持込み規制が特に厳しくなっています。
あらゆる動物の肉や肉加工品・肉エキスの入った食品の持ち込みが禁止。
持ち込み可能なのは、基本的に缶詰・高温滅菌処理がしてあるレトルトパウチのみ。
カップ麺の具材のフリーズドライのお肉や、肉エキスの入った液体状(高温滅菌未処理)のものも不可です。
心配な場合は、必ず検疫カウンターで申告し指示を仰ぐのが◎。
その他の注意点は「台湾旅行の注意点&やってはいけない事を台湾在住者が徹底解説」の記事をご覧ください。
台湾トイレでの注意点
台湾は日本に比較的似ていますが、トイレ事情は少々異なります。
台湾のトイレで注意することは下記の4点。
- 台北市内のコンビニにはトイレがほぼない
- ローカル食堂は基本トイレがない
- 観光地のトイレは汚い(夜市など)
- トイレットペーパーが流せない場所がある
特に重要なのが、未だにトイレットペーパーが流せない場所があることです。
台北市内にもあるので要注意!
トイレットペーパーが流せるかどうかは、注意書きを見て判断しましょう。
詳しくは、「台湾のトイレ事情と利用方法を解説!紙が流せないケースあり」の記事をご覧ください。
台湾ローカル食堂での食事のマナーと暗黙のルール
台湾の飲食店で守るべき暗黙のルールとマナーはこちら↓。
- 相席が基本
- ローカル食堂で長居は禁物
- オーダーシートは自分で持って行く
- お箸などはセルフサービス(テッシュで拭くこと)
- お水の提供はないので飲み物は持参
- 他店で購入したものを食べない
- 残ったら持ち帰りOK
台湾のローカル食堂は、オーダーシートを自分でレジに持って行くのが定番です。
基本的に、お客側が動くと覚えておくのが◎。
また、日本のようにお水の提供はないので、飲み物は各自持参するようにしましょう。
詳細は、「台湾ローカル食堂での食事のマナーと暗黙のルールを台湾在住者が解説」の記事をご覧ください。
台湾ローカル食堂での注文方法と支払い方法全パターン
台湾のローカル食堂は、注文方法と支払い方法が何パターンかあり、お店により異なるため少し難しいです。
よく見かけるのは、主に下記の5パターン。
- 入店時に口頭で注文
- オーダーシート(注文票)に記入しレジに持って行く
- メニューをもらい、決まったら注文に行く(口頭で)
- メニューをもらい、メモ用紙に自分で書く
- QRコードで注文
オーダーシートに記入しレジに持って行くスタイルが多いですが、最近はQRコードで注文するパターンも増えてきました。
また、支払い方法は先払い(注文時)か後払いかの2パターンが主流です。
先払いの場合はお店に張り紙があるので、まず確認すること!
詳しくは「台湾ローカル食堂での注文の仕方と支払い方法全パターン徹底ガイド」の記事をご覧ください。
台湾お金の単位と種類
台湾のお金の呼び方は、日本円のように一つだけでなく幾つかあり、ちょっと複雑です。
通貨単位でよく使われるのは下記↓。
- 元(ユエン) 書面的
- 塊(クワイ) 口語的
また、呼称は正式名称で「新臺幣(シンタイビー)」と言いますが、口語では「台幣(タイビー)」を使うのが一般的です。
因みに、台湾のお金の種類は、紙幣と硬貨それぞれ5種類ずつ。
紙幣
- 2000元
- 1000元
- 500元
- 200元
- 100元
硬貨
- 50元
- 20元
- 10元
- 5元
- 1元
お金の詳細は「台湾お金の単位と種類・読み方を徹底解説!台湾元とドルどっちが正解?」の記事をご覧下さい。
台湾の治安と危険レベル
台湾(台北)は世界の治安ランキングで常に上位に入っており、世界的にみても治安の良い都市といえます。
- Numbeo「安全/犯罪指数ランキング」第4位
- RankingRoyals「安全な都市ランキング」第4位
私は8年台北に住んでいますが、今まで一度もスリやひったくり、危険な目に遭ったことはありません。
ただし、台湾は安全でも、観光地にいる日本人は狙われやすいです。
防犯対策としておすすめなのが、下記の7点。
- 日本人っぽく着飾っていることが一番危険
- 日本人らしさは捨てる
- 夜一人で出歩かない(ホテルは駅近を)
- 貴重品は肌身離さず持ち歩く
- タクシーには一人で乗らない
- お金はその日使う分だけ
- 九份などはツアーがおすすめ
詳しくは、「台湾の治安と危険レベルをランキングをもとに台湾在住者が解説|2024年版」の記事を参考にしてみて下さい。
台湾旅行の言葉は何語が通じる?
台湾で現在話されている言葉は、公用語の中国語をはじめとした下記の言語です。
- 中国語(繁体字)
- 台湾語
- 客家語
- 原住民族語(16言語以上)
台湾では中国語以外にも台湾語やその他の言語が話されていますが、「中国語」はほぼみなさんが話すことができます。
よって、台湾旅行の際は、公用語である「中国語」を勉強していくのがおすすめです。
詳しくは、「台湾旅行の言葉は何語が通じる?話せなくても大丈夫?台湾在住者が解説」の記事をご覧ください。
台湾人に喜ばれる日本のお土産
台湾への出張や、台湾の友人への手土産を持っていく際、どんなものが喜ばれるのか悩みますよね。
そんな時は、この5つのポイントを参考に選ぶのが◎。
- 定番のメーカー・商品を選ぶ
- 迷ったらチョコレート!
- 地域限定商品を選ぶ
- みんなが知ってる商品の「高級版」を選ぶ
- 空港で買う
今まで台湾人に送ってハズレなしだったお菓子は「台湾人に喜ばれる日本のお土産20選」の記事を参考にしてみて下さい。
台湾旅行のタブーやマナーまとめ
以上が、台湾旅行で知っておきたいタブーやマナーについてでした。
台湾旅行の際に、一度確認してみて下さいね!
参考になれば幸いです。