台湾の美味しいデザートは、マンゴーかき氷だけではありません。
日本にはない斬新で美味しいデザートが、他にもたくさんあります。
今回ご紹介するのは、「花生捲冰淇淋(ホワシェンジュエンビンチーリン)」というデザート。
夜市の屋台でよく見かけるデザートです。
タロイモアイスとピーナッツパウダー、パクチーをクレープのような生地で巻いただけなのに。
これが、本当に美味しいです!夜市で見かけたら、ぜひ食べてみてください。
お店の特徴
- 注文方法:口頭で
- 支払い方法:自分でカゴにお金を入れる
饒河街観光夜市で
今回は、有名な夜市のひとつ「饒河街夜市(ラオハージエイエシ)」の屋台へ。
MRT松山駅がある方の入り口(下記のお寺がある方)から入って行きました。
雅米花生捲冰淇淋(ヤーミーホワシェンジュエンビンチーリン)
「雅米花生捲冰淇淋」はチェーン店で、饒河街夜市以外に寧夏夜市にもあります。
下記の白い看板、左上にある店名「雅米」の文字が目印です。
場所は、ちょうど真ん中あたりです。お寺側の入り口から歩いて行くと、反対側にあります。
饒河街夜市でオススメの麺線のお店「東發號蚵仔麺線」を右手に出て少し歩いたあたり。
≫ 饒河街夜市:日本人の口に合うオススメの麺線「東發號蚵仔麺線
メニューと注文方法
看板商品は、一番上の「花生捲冰淇淋(ホワシェンジュエンビンチーリン)」
迷わずこれを注文しましょう。
- 花生・・・ピーナッツ
- 捲・・・ロール
- 冰淇淋・・・アイスクリーム
一份というのは、一人前という意味です。
一人前45元(162円)、3つで120元(432円)なので、3つ買うとお得ですね。
(※1元=3.6円で計算)
中国語で注文に挑戦
花生捲冰淇淋を一つください。
「我 要 一份 花生捲冰淇淋」
(ウォ ヤオ イーフェン ホワシェンジュエンビンチーリン)
支払い方法
作りながらお金に触れることは衛生的によくないとのことで、セルフでお金の支払いをします。
一人前なら45元をカゴの中に。もしお釣りが必要な場合は、自分で取ります。
お店のお姉さんがチェックしていますので、お姉さんに見えるようにお金を入れるようにしましょう。
注文したもの
ピーナッツアイスクリームロール
作り置きではなく、注文が入ってから作ってくれます。この大きな塊は、ピーナッツの飴です。
これを、カンナで削ってパウダーにし、薄い生地の上にのせます。
続いて、タロイモのアイスクリーム。タロイモのアイス??と半信半疑だったのですが、これが癖になる味なのです。
最後にパクチーを乗せて。パクチーは好き嫌いがあるため、お姉さんがいるか聞いてくれます。
パクチーは要りますか?
「要不要 香菜?(ヤオブーヤオ シィャンツァイ)」
※香菜・・・パクチー
要ります。「要(ヤオ)」
要りません。「不要(ブーヤオ)」
もし、何も聞いてくれない時は・・・
パクチー要りません。
「不要 香菜(ブーヤオ シィャンツァイ)」
と言いましょう。
私はパクチー大好きなので、「要(ヤオ)」で。
巻いて袋に入れて出来上がり。
ガブッと食べてみました。
タロイモのねっとりとした食感のアイスに、ピーナッツ飴の甘さがよくあります。
台湾は、タロイモのデザートが人気で、ケーキにも使われていたりします。日本でいうサツマイモのような感覚ですね。
食べる前は、ソースかけなくて味あるのかなと思っていたのですが、ピーナッツがその役割をほぼ担っていました。
できることなら、あのピーナッツ飴の塊買って帰りたい。そのくらい病みつきになる味です。
また、パクチーを加えることで一気に味が爽やかになり、最後まで飽きずに美味しく頂けました。
タロイモアイスにパクチーなんてと抵抗があるかもしれませんが、ぜひ一度お試しください。
ハマること間違いなしです。
お店情報
- お店:雅米花生捲冰淇淋
- 住所:饒河街夜市の真ん中あたり
- 最寄駅:MRT松山駅
- Facebook:雅米花生捲冰淇淋FBページ
(2018年9月現在の情報です。予めご了承ください)
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