今度台中に旅行に行く予定だけど、どこか面白い場所はない?
オススメがあれば教えて欲しいな。
台中は、台北から新幹線で1時間弱と近く、日帰りでも楽しめるのが魅力の都市です。
また、台北や高雄とは違い、ちょうど良い居心地の良さが台中にはあります。
そんな台中で、ぜひ立ち寄りたいのが隠れ家的な古本屋「茉莉二手書店」。
本屋といえば誠品書店が有名ですが、「茉莉二手書店」も誠品書店に負けず劣らずのオシャレさがありオススメです。
「台湾華語を勉強していて、手頃な本が買いたい」
そんな方にぴったりのお店と言えます。
古本屋「茉莉二手書店」台中店
古本屋「茉莉二手書店 台中店」は、台中市民広場のすぐそばにあります。(詳しい店舗情報は後述)
誠品書店(中友百貨内)からも徒歩圏内なので、ついでに立ち寄ることが可能です。
古本屋の醍醐味といえば、一期一会。
「茉莉二手書店」は実は台北にも2店舗ありますが、店舗によって雰囲気が違うため全く違うお店として楽しめるのも魅力の一つです。
個人的には、台中店の隠れ家的なつくりが特別感があって好きです。
店内の様子
それでは早速、店内へと入っていきましょう。
お店は地下一階にあります。
階段を降りて行くと、木の扉が。
なんだか秘密基地のようで、ドキドキ。笑
お店の中からだとこんな感じになっており、入り口からすでにオシャレな雰囲気が漂っていますね。
扉の向こう側は、期待通りの古本屋とは思えない素敵な空間が広がっていました。
古本屋というと、ついついブックオフのような雰囲気をイメージしてしまいますが、ここはまるでオシャレカフェのよう。
こちらは、外からチラッと見える、吹き抜けになっている場所です。
地下一階にありますが、吹き抜けがあることで閉塞感を全く感じさせない造りになっているのも流石です。
店内はというと、意外にも広々としています。
陳列の仕方がインテリアと一体化しており、とってもオシャレ。
こちらは入り口付近にある雑誌の特売コーナーです。
一冊40元という安さに加え、「買一送一(一つ買うと一つただ)」で更にお得!
ちょうど、安藤忠雄氏が特集されている雑誌を発見!建築が好きなので、迷わず購入。
40元で買えて、かなりラッキーでした。
また、所々に日本の雑誌も置いてあるので、掘り出し物が見つかるかもしれません。
こちらは料理本のコーナー。
炊飯器で作るケーキのレシピ本や、台湾料理の本などがありましたよ。
続いては、児童書のコーナーです。
注音が載っているので、中国語初級者の方に特にオススメ。
「茉莉二手書店」は、本だけでなくCDも販売しています。
品揃えが豊富なので、お気に入りのCDがきっと見つかるはずです。
奥の方には、日本文学のコーナーがありました。
こちらは、中国語バージョンの「君の名は。」です。
東野圭吾や湊かなえなど、推理小説も置いてあります。
東野圭吾の作品だと、短編小説集「あの頃の誰か」がありました。
中国語が中・上級になったら、中国語で日本文学を読むのも一興ですね。
漫画ももちろんあります。おっ!ワンピースを発見!
古本屋なので全巻揃っているわけではないですが、それでも安く買えるのは嬉しいですね。
もしも疲れたら、椅子に座って休憩してもOKなのが台湾の良いところ。
台湾の本屋では、お客さんが椅子や床に座って本を読んでいる光景をよく見かけます。
日本ではまずありえませんが、台湾ではごくごく一般的です。
疲れたら、椅子に座って休憩しつつ本選びができるのが何気にありがたいです。
購入したら
「茉莉二手書店」では、本を購入したら自分で包むシステムになっています。
そのため、レジでお会計が済んだら、横にある「紙袋區」と書かれた場所へ移動しましょう。
下の棚を開けると紙袋が入っているので、ちょうど良いサイズを選び先ほど購入した本を入れます。
紙袋もリサイクルと徹底しているのが好感度アップで、ますます好きになりました。
今回買った本
ここからは、今回私が購入した本をいくつかご紹介したいと思います。
まずは日本の童話集。
桃太郎をはじめとする、幼児期に読んだ(読み聞かせをしてもらった)懐かしい昔話がたくさん入っています。
注音があるので発音を確認しながら読むことができ、また、知っている物語なので意味を新たに理解する必要もなく中国語の勉強にはぴったり。
使える表現がたくさん出てくるので、フレーズをメモしながら実際に使って練習しています。
続いては、小学校高学年向けの本。
童話に比べると内容が難しくなりますが、注音があるので発音を一々調べる必要がないのはありがたいです。
また、会話がたくさん出てくるので、こちらも使えるフレーズが満載!
中国語の教科書の場合、レベルが上がるにつれて堅苦しい表現が増えていきますが、物語の場合は日常で使えるフレーズが多いのがメリットです。
そのため、最近は古本屋で面白そうな本を買って、ひたすら声に出して読むようにしています。
個人的には、中国語の勉強をするなら古本で十分。
この他にも、中国語学習にもってこいの本がたくさんあるので、中国語の勉強をしている方には、特にオススメです。
お店情報
情報
- 茉莉二手書店 台中店
- 住所:台中市西區公益路161號B1
- 営業時間:12:00〜22:00
- HP:茉莉二手書店
ということで今回は、台中にある隠れ家的な古本屋「茉莉二手書店 台中店」のご紹介でした。
中国語を勉強している方にとっては宝箱のような場所ですし、そうでない方もインテリアや雰囲気を楽しめる場所となっています。
台中旅行の際には、ぜひオシャレな古本屋「茉莉二手書店」にも立ち寄ってみてくださいね。
参考になれば幸いです。
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