台湾土産に、美味しいドライフルーツやピーナッツのお菓子が買いたい!
駅近で観光のついでに立ち寄れる場所はある?
台湾のドライフルーツやピーナッツ、本当に美味しいですよね。
ドライフルーツはスーパーでも購入可能ですが、せっかくなら“本当に美味しいもの”をお土産に選びたいところ。
また、台湾のお菓子で感動するほど美味しいと思った「花生酥(ホァシェンスー)」は、台北では売っているお店が少ないので探すのが大変です。
でも、今回ご紹介する「大連食品」は、美味しいドライフルーツや花生酥、カラスミなど何でも売っています。
場所も中正記念堂駅からすぐなので、観光のついでに立ち寄れて便利!
ということで、この記事では「大連食品」について詳しく書いていきたいと思います。
大連食品への行き方
大連食品の詳細
- 場所:南門市場内(2019年10月に仮設市場に移転)
- 住所:台北市大安區杭州南路二段55號
- 最寄駅:中正記念堂駅5番出口から徒歩10分
- 営業時間:7:00〜19:00
- 定休日:月曜日
ココに注意
「大連食品」が入っている「南門市場」は、2019年10月よりビルの老朽化に伴うリニューアル工事に入っており、現在は仮設市場に移転(杭州南路二段東側)しています。
仮設市場である「南門中継市場」の営業開始は2019年10月17日より。
また、新市場の完成は2023年2月ごろの予定となっています。
ということで下記では、仮設の「南門中継市場」への行き方を解説しています。
最寄り駅:中正記念堂駅5番出口
「大連食品」が入っている「南門中継市場」は、中正記念堂駅5番出口を出て、左手にまっすぐです。
以前は2番出口を出てすぐだったので少し遠くなりましたが、中正記念堂の観光がてらに寄るのであれば動線の先にあるのでちょうど良い場所です。
中正記念堂を左手に見ながらひたすらまっすぐ歩くと、交差点が見えてくるので渡りましょう。
渡って左折してすぐの場所に「南門市場」はあります。
南門市場とは?
「南門市場」は、生鮮食品や乾物・食堂まで入っている台北の伝統市場の一つです。
その歴史は古く、日本統治時代の1909年にスタートして以来、100年以上になります。
伝統市場と言われると、ちょっと入りにくい感じがしてしまいますが、心配は無用。
観光客もたくさん来るためか、お店の方達は観光客慣れしており対応はとってもスムーズです。
私がいつも買い出しに行っている超ローカルな「濱江市場」と比べると、中国語(というより台湾語)が話せなくても大丈夫なので買い物がしやすくて私は好きです。
店内の様子
入り口を入ると、まずは洋服や雑貨のお店があります。
そのまま真っ直ぐ進んで、食品売り場を目指しましょう。
そして、食品売り場に入った一番手前が「大連食品」です。
それではここからは、店内の様子を詳しくご紹介したいと思います。
※下記店内の様子は、移転前のものです。販売している商品自体に変わりはないので予めご了承ください。
ドライフルーツが所狭しと並べられていますね。
ピーナッツバターのお菓子「花生酥(ホァシェンスー)」を発見!
有名な「正一食品(左)」と「正義餅行(右)」のものです。
元々の袋ではなく、大連食品のロゴ入りの袋に包装し直されていました。
それぞれ大が150元、小が100元です。
こちらのコーナーには、干し貝柱など乾物がびっしりと並べられています。
カラスミもありました。
一番小さいサイズが200元(680円/1元=3.4円)と、お試しに買うには手頃な価格です。(値段は時期により変動あり)
こちらはナッツ類。
くるみやカシューナッツ、マカダミアナッツなど色々な種類があります。
ドライフルーツも、もちろんありますよ。
マンゴーやパイナップルは迫力満点ですね!
梅の種類も豊富。
日本人に特に人気があるのは、「茶梅」という烏龍茶で味付けされた梅だそうです。
一ついただきましたが、ウーロン茶の味はほのかにする程度。甘さ控えめで癖もなく、とても美味しかったです。
他にも、殻付きのピーナッツや調味料なども置いています。
大連食品でおすすめの商品
ここからは、大連食品で特におすすめな商品をご紹介していきたいと思います。
ピーナッツ
まずはピーナッツを使ったお菓子から。
ピーナッツバターのお菓子(花生酥)
<値段>
大(410g)・・・150元(510円/1元=3.4円)
小(275g)・・・100元(340円/1元=3.4円)
「花生酥」は、台湾の西側に位置する離島「澎湖(ポンフー)」の特産品です。
ピーナッツバターをギュッと固めたようなお菓子で、濃厚なピーナッツの味が堪りません。
カロリーは相当なものだと思いますが(敢えて見ないフリ)、食べ出すと止まらない美味しさです。
有名な「正義餅行(左)」と「正一食品(右)」のどちらの商品も置いてあります。
ちなみに、日本人に知名度が高いのは「正義餅行(左)」ですが、台湾人に人気なのは専ら「正一食品(右)」の方です。
どちらも美味しいですが、個人的には「正一食品(右)」の方が甘さ控えめでピーナッツの味が濃いので好きです。
こればっかりは好みの問題なので、味見してみて好きな方を選んでくださいね!
もっと詳しく
≫ピ ーナッツバターのお菓子「花生酥」を食べ比べ!正義餅行VS正一食品
ピーナッツキャラメルバー(花生糖)
値段:150元(510円/1元=3.4円)
「花生酥」と同じくらい美味しいのが、「ピーナッツキャラメルバー(花生糖)」。
「花生酥」と違ってスーパーでも購入できるので、台湾人はこちらをよく食べているイメージです。
ピーナッツがぎっしり詰まっていますね。
飽きのこない味が特徴で、ビタミンEが足りてないなと思った時などに食べて補給しています。(笑)
ドライフルーツ
続いてはドライフルーツです。
パイナップル
値段:150元(510円/1元=3.4円)
ドライフルーツといえばマンゴーが有名ですよね。でも、こちらのパイナップルを食べた時に、マンゴーを超えたと感じました。
特にこの無添加の商品は、材料パイナップルだけで作られていて味は絶品。
元々ドライフルーツはそこまで好きではなかったのですが、これは唯一本当に美味しいと思った商品です。
甘味料を添加した人工的な味とは異なり、パイナップルの美味しさがそのまま濃縮されていて美味。
この輪切りにしたままというのもインパクト大で、お土産に渡した時に評判が良かったです。
断面を見てみると、ぺったんこですね。
そのまま食べても美味しいですし、ヨーグルトに入れて食べてもとっても美味しいです。
柚子の皮
こちらは店員さんオススメの柚子の皮です。
と言っても、台湾の柚子(Yòuzi)は日本の柚子(ゆず)とは全くの別物で、どちらかというと文旦に近いです。
パッケージの写真にもあるように、日本の文旦の先を少し尖らせたような形状のフルーツ。
味は文旦に近く、甘酸っぱくてとても美味しいです。
こちらも、「カラメル色素・香料・防腐剤不使用」の商品。
ドライフルーツというよりは、柚子の皮を砂糖漬けにしたものです。
日本のユズの皮に比べると、苦味が少なく食べやすいのが特徴。
そのまま食べてもいいですし、お湯に入れて飲んでもOK。
喉が痛い時に飲むと、痛みが緩和されると店員さんが教えてくださいました。
優しい素朴な味なので、濃い目が好きな方は蜂蜜など加えてアレンジすると良いかもしれません。
最後に
ということで、今回は「大連食品」のご紹介でした。
大連食品のスタッフの方はとてもフレンドリーで、色々と話していたらあっという間に時間が過ぎていました。
「これ食べる?あれ食べる?」と色々試食させてくれるので、ちょっと圧倒されてしまうかもしれませんが、欲しくなければはっきり断っても大丈夫です。
おばちゃんも「強制じゃないのよ〜。美味しいから知って欲しくて」とおっしゃっていましたので。
中正紀念堂に行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
関連記事
≫ ピ ーナッツバターのお菓子「花生酥」を食べ比べ!正義餅行VS正一食品
≫ 台湾リピーターがお土産に必ず買う「ピーナッツのお菓子ベスト5」