台北で本当に美味しい麺のお店はどこ?
おすすめメニュー・注文方法もまとめて詳しく知りたいな。
台湾は夜市や小籠包が有名ですが、「麺料理」も人気がありオススメです。
中でも、生地を細長く削ぎ落として茹でる「刀削麺(とうしょうめん)」は、台湾旅行でぜひとも食べたい料理の一つです。
「刀削麺」でローカルに絶大な人気を誇っているのが、南門市場のフードコート内にある「合歡刀削麵館」というお店。
ピークが落ち着いた14時過ぎに訪れても、まだ行列ができている人気店です。
ということで今回は、美味しい刀削麺のお店「合歡刀削麵館」でおすすめのメニューと、注文方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
お店の特徴
- 入店ハードル:普通
- 注文方法:口頭で
- メニューに日本語表記:あり
- 支払いのタイミング:商品受け取り時(先払い)
- クレジットカード:不可
- その他:南門市場フードコート内にある
合歡刀削麵館(ハーホァンダオシャオミエングゥアン)
刀削麺で有名な「合歡刀削麵館(ハーホァンダオシャオミエングゥアン)」は、観光名所である中正記念堂のすぐ側、台北の伝統市場の一つである「南門市場」の中に入っています。
美食コンペで金賞を受賞した実力のあるお店
ちなみに「合歡刀削麵館」は、台北傳統市場節の天下第一攤という美食コンペで金賞に輝いた経験のあるお店。
台湾の美食家も認める名店です。
ということで、まずは「合歡刀削麵館」への行き方からご紹介していきたいと思います。
行き方
ココに注意
「合歡刀削麵館」が入っている「南門市場」は、2019年10月よりビルの老朽化に伴うリニューアル工事に入っており、現在は仮設市場に移転(杭州南路二段東側)しています。
仮設市場である「南門中継市場」の営業開始は2019年10月17日より。
また、新市場の完成は2023年2月ごろの予定となっています。
「合歡刀削麵館」も仮設市場である「南門中継市場」に移転しているので、その点だけ注意しておきましょう。
最寄り駅:中正記念堂駅5番出口
仮設の「南門中継市場」は、中正記念堂駅5番出口が最寄り駅となります。
5番出口を出たら、左(矢印の方向)に真っ直ぐ。
中正記念堂を左手に見ながらひたすら真っ直ぐ8分ほど歩くと、交差点が見えてくるので渡りましょう。
渡って左折してすぐの場所に「南門市場」はあります。
ちなみに、「合歡刀削麵館」が入っているフードコートは2Fです。
中からエレベーターで2Fに上がることもできますが、行き方が少し複雑なので、外階段から上がっていく事をオススメします。
南門市場でついでに買いたいお土産といえば!
余談ですが、南門市場では、ピーナッツバターのお菓子で有名な「花生酥(ホァシェンスー)」が購入できます。
個人的に台湾土産で一番おすすめな商品で、めちゃくちゃ美味しいです。
「花生酥」は南門市場1Fの「大連食品」で販売しており、詳しくは下記記事にまとめていますので、そちらを参考にしてみてくださいね。
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注文の仕方
step
1席を確保する
2Fのフードコートエリアに入ると、こんな感じになっています。
ピーク時は席の確保が難しいので、少し時間をずらしていくのがベスト。
もしも友達と何人かで来ている場合は、先に席の確保をしておきましょう。
step
2メニューを選ぶ
メニュー
- A:番茄煮牛肉麵(トマト煮込み牛肉麺)
- B:紅燒牛肉麵(醤油煮込み牛肉麺)
- C:酸百菜煮牛肉麵(酸っぱい白菜の牛肉麺)
- D:大滷麵(具沢山の麺)
- E:牛肉醬拌麵(牛肉ソースのまぜそば)
- F:麻辣牛肉麵(スパイシー牛肉麺)
step
3口頭で伝える
オーダーシートはないので、食べたいメニューが決まったら口頭で注文します。
中国語での注文が難しければ、欲しい商品のアルファベットを伝えればOK。
注文が済んだら、トレーを取って順番に並びましょう。
step
4お金を支払う
自分の番が来たら、お金を入れる箱を渡されるのでそれに入れます。
私は商品を受け取るちょっと前に箱を渡されましたが、お店の方のタイミングなので商品と同時になることも。
とりあえず、お金の入った箱を差し出されたらお金を入れ、お釣りはその箱の中から自分でとると覚えておきましょう。
step
5お箸・スプーンもセルフサービス
また、お箸・スプーンはカウンターにあるので、忘れずに自分で取ること。
刀削麵とは?
「刀削麺(とうしょうめん)」って、どんな麺?
「刀削麺」は、台湾ではとってもメジャーな麺です。
製法が独特で、写真のように生地を片手に持ち、包丁で削りながら鍋の中に投入し茹でて作られます。
麺は一本一本厚みや長さが異なり、なんとも言えない歯ごたえが美味。
うどんのようなモチモチの食感とコシがあり、日本人の口にも合う麺です。
おすすめのメニュー
それでは、ここからは「合歡刀削麵館」のおすすめメニューをご紹介していきたいと思います。
番茄煮牛肉麵
番茄煮牛肉麵(ファンチエジュウニョウロウミエン)
値段:110元(396円/1元=3.6円)
「合歡刀削麵館」は常連客が多く、その方達がこぞって注文していたのが「番茄煮牛肉麵」でした。
「番茄(ファンチエ)」は「トマト」という意味で、大きなトマトが上にドカッと乗っかっています!
ちなみに台湾では、トマトは生で食べるというよりはスープに入れて煮込んだり卵と一緒に炒めたりと、火を通して頂くのが一般的。
日本のトマトよりも酸味が強めなので、スープと一緒にいただくとコクが増して更に美味しくなります。
こちらがウワサの「刀削麵」!
分厚いところと少し薄くなっているところで食感が異なり、食べていて飽きません。
弾力があるので満腹感も得られ、大満足です。
また、トッピングの牛肉はとっても柔らかく、量もたくさん入っています。
台湾の牛肉麺は、一杯170元〜200元くらいが相場なのですが、「合歡刀削麵館」は一杯110元とかなりリーズナブル。
もちろん、フードコート内に入っているからという理由もあるかもしれませんが、それでもこの値段でこのボリュームは嬉しいですよね。
スープも味わってみましょう。
何でしょう。このどこか懐かしさを覚える味は。
醤油をベースにしたスープに、トマトの酸味と少しピリッとした辛さがありながらも、とってもマイルドです。
麺も具も美味しいですが、何が一番美味しいかと聞かれたら、私は迷わず “スープ” と答えます。
それぐらい絶品です!!
台湾人の夫は滅多に美味しいと言わないのですが、こちらのスープを初めて飲んだ時美味しすぎて感動していました。
常連客が多いのも頷けます。
紅燒牛肉麵
紅燒牛肉麵(ホンサオニョウロウミエン)
値段:110元(396円/1元=3.6円)
続いては、こっちも美味しいよ!と教えてもらってオーダーした「紅燒牛肉麵」です。
「紅燒」は醤油で煮込む料理のことを指し、「紅燒牛肉麵」は醤油をベースに豆板醤などで濃いめに味付けされた牛肉麵です。
確かに「番茄煮牛肉麵」に比べると、色が濃いように感じます。
また「紅燒牛肉麵」の方には、大きめのスジ肉が使われていました。
汁をしっかりと吸っており、旨味凝縮で激ウマです。
麺はもちろん「刀削麵」。
ツルン・モチの両方の食感が同時に味わえるので、個人的には今一番好きな麺です。
「紅燒牛肉麵」の方は、野菜が少ない分ダイレクトにスープの味が伝わってきます。
味が濃いのでこってり寄りのはずなのに、最後にピリッとした辛さがありそのバランスが絶妙!!!
「合歡刀削麵館」のスープは、一度頂くと何度でもリピートしたくなる、中毒性のある味です。
お店情報
- お店:合歡刀削麵館(南門市場2F)
- 住所:台北市大安區杭州南路二段55號
- 最寄駅:中正記念堂駅5番出口から徒歩10分
- 営業時間:7:00〜19:00
- 定休日:月曜日
(2019年11月現在の情報です。予めご了承ください)
ということで今回は、台北で美味しい刀削麺(とうしょうめん)のお店「合歡刀削麵館」のご紹介でした。
他の麺とはどこか違う美味しさがありオススメなので、中正記念堂を訪れたついでにぜひ立ち寄ってみてくださいね。
台湾旅行の参考になれば幸いです。
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